▼鳩視点

2006年04月01日(土)  なんだかな。

今日、大学の先輩に偶然会いました。
内定の報告をすると、「ごめん、おめでとうって言えないや」と返された。

どうも、私の選んだ職種が精神的にきついことを指しているらしい。先輩も私の職種と似たり寄ったりのきつさだったらしく(男社会だから)一年たたないうちに辞職して、今は別の場所で働いています。
もちろん、私の職種が他の職業と比べてもかなり辛いことは承知の上だし、それでもなりたいと思ったから就活を終えました。いくら他の仕事が楽でも、私は他の仕事を選べない。そう自分でも納得するまで考えた結果がこれです。
だから誰に言われようと私は職種を変えるつもりはないし、なってみてどれだけ後悔しようと誰を恨むこともありえない。すべてが自己責任の範疇です。しかも、志望業界の中で大本命に合格できました。とても嬉しかったし、誇らしかった。その嬉しさを知ってほしくて、報告した。知ってもらいたい相手だと思っていました。

知ってます、先輩が自分と同じ轍を踏ませたくなくて言ったってことも。とても優しい人だから気遣ってくれたってことも。
それでも。
それでも、私が先輩の立場だったら言うな、「おめでとう」って。
先輩は気を遣うふりをして、私の努力を全部踏みにじりました。辛かったのは、その職種でいいのかという迷いが生じたわけでもなく、私の夢も、希望も全部無視した先輩の態度です。やっぱりおめでとうって言うべきだったんじゃないかな…。酷い言い方だけど、私が先輩と同じ道を辿るとは限らないんだし。なんだかな、捉えようのない悪意を感じました。はっきり言って不要だし、第二新卒の就活話なんて。まだ働く辛さを感じてもいない後輩に対してそんな話をするのは失礼だし、侮辱されていると感じました。

というか、仕事で辛くなったときは先輩の言葉を思いだしてがんばろうと思います。歯をくいしばる材料を与えてくれたことだけは感謝します。

絶対負けない。私は自分の夢を叶えます。
次会ったときは、「仕事楽しいです」と胸を張れるよう努力し続けよう。






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