2006年01月23日(月) |
第553話 会席料理 |
叔父の七回忌があり、宇都宮に行きました。
いつもはノアも含めて家族全員で行くのですが、今回は諸事情により私とちびたの二人旅。
ちびたと二人で電車に乗るなんて初めて。 楽しかったなあ。
で、ノアはお留守番だったのですがね。
「くーん・・・」 全身で「悲しい」と表現して見送ってくれたノア。
可哀想だが許してくれよ。 君には兄ちゃんがいるからね。
で、法要が終わって会席料理屋に移動して、普段はなかなか食べられないおいしいお料理、一つ一つ堪能してたらね・・・・・
ちびた「お母さん、見て。ノアの毛にそっくりなのがお皿に入ってるよ。」
こそこそ教えるちびた。 ほんとにノアのアンダーコートそっくりな細くて灰色の毛が1本。 金柑の甘煮をくりぬいてイクラを詰めた物に乗っかってる。
私「ノア毛にそっくりだね!」(こそこそ)
人間の毛ではないし服の繊維かも、と指でつまんで取り除いて食べました。 そしてふと気がつくと、わたしの『サトイモの海老餡しんじょ』にも灰色の縮れた細い毛が・・・。
もしかして、これ本物のノア毛???
よく見るとやっぱり本物ノア毛。 犯人は私たちでした。ええ。
きっと私とちびたの全身には、160本(推定)ぐらいのノア毛がくっついているに違いない。
『こんなところにまでノアちゃんが・・・』と笑いあう私とちびた。
恐るべしノア毛。
 どこまでもついて行きますよ。
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