バビロンまで何マイル?
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2004年06月01日(火) 愚痴ったりえらそーだったり。

 疲れてます。コミュニケーションを取るのが下手なのはもちろん自己責任(流行ですな)なんですが、どーにもうまく行かない。そっちにエネルギー使い果たして失敗しまくり。そのたびにおばさん達の冷たい視線が…あんたらに迷惑かけてないじゃんか。必要があって声をかけて、虫を見るような目で見られると正直ヘコみます。
 実験始める前に打ち合わせはするんですが、始めてから上司が「え?こうしなかったの?」ってあんた、私は「さとるの化け物」でも筒井康隆の小説に出てくる「七瀬(読心能力者。『家族八景』は必読)」でもないんじゃい。
 人の気持ちの裏の裏まで読みとらなければ仕事ができない、というのは大変だ。…でもこの考え方でいる限り、どこ行っても同じ状況になるのは分かり切っているので、とりあえずは淡々と仕事をこなすことを考えよう。

 近いだけが取り柄の職場だなぁ…遠かったら迷わず辞めてるんだが(苦笑)。
 とはいえ、ちっとは愚痴をこぼせる人もできてきた(他部署の派遣さんとは仲良くなった。「ここ、なんかおかしい」とはみんな感じているらしい)し、ひとりぼっちではないんだよな。まだ恵まれてるかも。
 

 ここ数日、イラクで銃撃された橋田信介さんに関するサイトをよく見てます。ご本人の著書はまだ未読なんですが、鴨志田穣さんの「アジアパー伝」がけっこう好きで、その中に頻繁に出てきていた(鴨志田氏は橋田さんの助手を務めていたことがある)ので、「おもろいおっさん」という認識がおいらのなかにできていたんですな。まあ手っとり早く言えば知った気になっていたと。
 銃撃のニュースを見て「バンコク在住の日本人ジャーナリスト」と聞いたとき、真っ先に橋田さんが浮かびました。
 百戦錬磨の戦場カメラマン。でも鴨ちゃんがボスニア・ヘルツェゴビナのホテルで銃声の中、共同通信の女性記者といきおいでやっちゃったと聞いて「なんだよくそー、うらやましいなー」と言ってしまう豪快さ。そんな人が亡くなったなんて。
 そりゃ、危険なところに好んで行く(それが仕事な訳だが、本人もどうやら楽しんでいた節がある)んだから死ぬことだって十分承知していたでしょう。でもあっけなさすぎる。

 私はこの戦争、アメリカはもう首まで泥沼に浸かってしまっている気がしてはいるんですが、自衛隊派遣には賛成していたんですよ。何だかよく分からない「大義名分」はそういうのが好きな人に任せておいて、自衛隊には日本人らしくぢみに道路工事とか給水とかで復興支援をするのがいいんじゃないかなと思っていたんです。でも分からなくなってきた…。
 どうすれば、みんな丸く収まるんでしょうね。そんなの無理だと分かっていても、ついそう思ってしまう。

<今日のひとこと>
 カウンタ修正しました。懲りずに見てくださってありがとうございます  ○10点


かをる |メールかをるさんの○と×。