バビロンまで何マイル?
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ついに「パタリロ!」収集を始めてしまったかをるでございます。巻末の解説も結構楽しめるので文庫版です。今のところ、既刊39冊中15冊。始めの方はほとんど読んでるので、新しい方から買ったり、タイトル目当て(文庫版は「選集」なんだよね)だったりなのでけっこう飛び飛び。 解説は荒俣宏やら有栖川有栖やら林家こぶ平やら。脈絡のなさがまたいい(笑)。 許光俊というもともとは慶応大学の助教授で、少々癖のあるクラシック系音楽評論家(ぐぐったらなんかそんな雰囲気だった)が解説を書いている巻(35巻)があるんですが、曰くこのシリーズは「孤独な少年王パタリロと、明日をも知れぬ命のバンコランの、お互いがそれを口にしたら途端に陳腐なものと化す友情物語」だと。いやーこの漫画でここまでどシリアスな評論が書けるとは思いませんでした。ちょっと感心。気が向いたら立ち読みでもしてみて下され。
…読みながらふと思ったんだが、つぶれ肉まんこと「パタリロ=ド=マリネール8世」という人はあの人に似ている。ほら、あの人…「天照・ディス・グランド・グリース・エイダス4世(The Five Star Stories)」。
顔は…似ても似つかないがな(苦笑)。でもさ、
・とてつもない金持ち(パタリロは「小銭」が好きなだけで、金に困ってるわけではない。同じ服を 違うデザイナーに作らせたりしてるしね) ・私設の兵隊を持っている(タマネギとミラージュ騎士団を比べると永野護に殴られそうではあるが…) ・アンドロイドと言うには高性能すぎるロボットが出てくる(プラズマXとファティマを並べて語る気か、自分) ・常軌を逸した科学力(まー、アマテラスはアレだからなぁ) ・別人格?がいる(「シバイタロカ博士」になると、パタリロはお金に対する執着をなくすんだな) ・周囲をさんざん引っかき回して、自分は平然としている(王様なんてそんなもんかも) ちょっと思いついただけでもこれだけ共通点があるですよ。…無理矢理かね?(苦笑)
とまあ、分からない人にはまったく面白くないヲタ話をした後で。 仕事場には少しずつ慣れてきてます。しかしまぁ、しょーもないミスの多いこと。迂闊さにかけてはサザエさん並みの私、周りの人が「どうやったらここを間違えるんだ…」と呆れるような失敗を連発してうなだれています。 というのは実を言うと今までと寸分違わないパターンだったりします。今回こそはこのパターンを踏むまいと気張っていたんですが、気張りすぎて気がつけばやっぱり同じことをしている。1週間かけて処理してきたサンプルを、マニュアルの読み違いと自分の思いこみでパーにしたときはさすがにこの仕事は向いてないと本気で思いました。けどなぁ、今さらもう他の仕事はできない(やってみたけど、結局戻ってきた)し… 幸いここの人たちは表だって人間性を攻撃してきたりせず−そーいう職場多かったからなぁ(ーー;)−、もう一度やって結果を出せばいいと言うことなので、ありがたく受け止めて黙々とやり直しています。ただし次はないがな(苦笑)。 早く仕事に慣れたいと思えば思うほど自分の場合逆方向に行ってしまうようなので、はやる気持ちを抑えつつ、地道にやっていきたいと思っているところです。
こんな時、お風呂の中やホットカーペットの上に寝そべったりしながら読む「パタリロ!」はいい気分転換になるです。大人買いも豪快で楽しいけど、小銭を貯めて少しずつ集めるのもまた良し。
<<今日のひとこと>> 紀宮さまの婚約話を聞いて、なぜかほっとしている自分(苦笑) ○6点
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