バビロンまで何マイル?
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2005年12月06日(火) 2005年、一足先に終了(ワラ

 正社員面接がありましたよ。
 実は小心者のおいら、夕べここを更新したあたりからじわじわと緊張してきてて、本番1時間前にはもうガチガチ。20分も早く会場に行っちまった^^;;
 面接官はシャッチョと出向先の偉いさん。うまくいったんだかどうか分からん。てかもうどうでもいいや。

 実家を継ぐ準備でもしようかなぁ…


 うちに帰って安野モヨコ「働きマン」。とある編集部に勤める人々をていねいに追ってます。この手の漫画ってうちらからするとけっこう遠い世界であることが多いんだけど、ああそうだなあ、と思わせる場面が多かった。
 同僚の女性をバカにした高慢ちきな男を主人公が怒鳴りつけた翌日、副編集長にこう言われる。

 「〇〇が仕事できようとできまいと、おまえが何か言う権利ないからね」

 …タイムリーに思うところはいろいろあるんだよね。この手の馬鹿は一度言わないと限りなく増長するんだが、試験管の中でいっぱいになった大腸菌が一気に死滅していくかの如く、増長しきった奴が勘違いしたままずるずると自滅するのを、他山の石として黙って見ているのもいいかなとも思っている自分もいる。結構嫌な奴だな、私。
 てかね、そういう勘違いは周囲がいくら言っても、本人が痛い目にあわないと分からないと思ってるんだな。まあ、痛い目にあっても周囲のせいにしたりそもそも痛いと思わないようなら、もう生暖かく見守るしかないわけだが。


 最近漫画しか読んでません。
 「もやしもん」(石川雅之)
 ひさしぶりに面白い生物系漫画だが、菌を指先でつまむなよ(苦笑)。でもかわいいから許す。ボケた主人公とややしっかり者の幼なじみ、可愛いけどちょっとヘンな同級生にびみょーな特色のある女性の院生、というのは「動物のお医者さん」からの王道パターンだな。
 粘菌が迷路を解くというエピソードが出て来るんだが、昔いた職場で同僚が母校の研究室から粘菌をもらって来たんでやってみたら、粘菌の奴「迷路の壁を乗り越え」やがったぞ(笑)。そして数日後、行方不明に…実験室中探したけどいなかった。どこ行ったのかなあ(大汗
 
 「MOONLIGHT MILE」(太田垣康男)
 今の宇宙計画と「プラネテス」の間くらいの話かな。「プラネテス」よりは数段ゴツい話です。
 精神的にタフな男というのは確かにかっこいいが、「絶倫」である必要はないと思うんだがね。それは男の幻想だと思うなー。それともおいらがフェミニズムの亡霊に囚われてるのかなー。


 活字本も順番待ちしてる奴があるんだが。
 「東京タワー」(リリー・フランキー)
 借り物なので最優先に読み始めた。(代わりにに貸したのは「生協の白石さん」)
 子供時代の貧乏ぶりが西原理恵子に通じるものがある。…おいらはずっと関東なので、どん底の貧乏って知らないんだよね。確かに子供の頃はものすごい汚い家の子とか、裸でもカラフルな丸首シャツのおじさんとかいて、けっこう可愛がってもらったこともあるけど。

 以下「次に読むリスト」。
 「下流社会」(三浦展)
 「拒否できない日本」(関岡英之)
 「三島由紀夫と楯の会事件」(保坂正康)

 うーん、もう少し小説読もう。といっても最近読むのが遅くなってきたんで、今年中はこれだけで何とかなりそうだけど。


<<今日のひとこと>>
 リストアップしてない未読本もたくさんあります…しばらく本屋に近寄るのはやめよう…  ●3点


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