2004年08月11日(水) |
チョークバックのぐるぐる |
型紙からおこした一作目のチョークバックは マチ部分のカーブを縫うのが手間だった その手間の割には 適当に作った最初のと 大差ない印象にがっかり 厚手の接着芯を貼った生地も なんだかパンパンで まるでウエットスーツみたい
気を取り直して もう一度型紙作り 今度は全体にもっと丸っこく マチはなしにして 下に二ヶ所ダーツを入れることにした 試しに表布はそのまま使い 内袋に芯地を貼ってみる
出来上がった表側はなんていうか ドジョウ掬いに使うビクみたいな感じ それはまあいいとして 入れ口のサイズが小さすぎて どうも使い勝手が悪そう そしてもうひとつの問題は 内袋の口を絞って使うようにするには どんな風に縫ったらいいのかということ
これは最初からイージィに考えていたのだが 外袋と内袋を中表に合わせると 口を絞る分だけ長い内袋の 縫い目が外に出てしまう かといって内袋を逆にすると 使うときに縫い目が手に触れるので あんまりいい感じではない
手持ちのバッグの本を見ると 普通のバッグの上部に巾着をつけたような形のは そこだけ中表の二重仕立てにしてある ということは このチョークバックなら 全部で三重になるわけで その布の厚みと重なる縫い代なんかを考えると ただでさえ小さなバックの体積が もっと小さくなってしまうことが予測される
内袋に芯地のアイデアもいまいちだったし やっぱり芯地は表布に貼るとして それでももう少しくたくた感が欲しい 入れ口の処理の方法とともに 全体のかたちもいまひとつだし どうやらまた 先が長くなりそうな予感がする
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