お盆だって開いてるコウノピア 鳥インフルエンザ以来売上げは激減だけど さすがに今月は良さそうな気配 おばあちゃんと孫連れや 家族での来館が目立ち 団体さんと違って 売り場の滞在時間も長い
親の目の行き届かない子どもが 見本を落として壊したり がちゃがちゃとビー玉を触ったり 竹とんぼをその場で飛ばそうとしたり 大人ですら わざわざ見本用に出してあるのではなく その奥に並べてある本を端から読み始めるので やんわりだけど遠慮なく 注意しまくるおばさんになる
けれどみんな気付かないだけで とても素直に謝ってくれる そしてすぐに売り場を離れる訳でもなく 何かお気に入りを見つけて買ってくれるので なんだかとてもいい感じなのだ お陰で結構忙しかったはずなのに 疲れもなく売上げも絶好調
ゴキブリがいると教えられたり 忘れ物があったり バス亭の場所や時間やら 野生のこうのとりは今どこにいるのかとか 売ることに関係のない お客さんとのやりとりもたくさんあって そんな事もひっくるめての売り場が いま普通に面白い
けれどそれもバランスなので たぶん以前の朝市のように お客さんの顔も見ないで ひたすら計算し袋に詰めることを繰り返したら きっとまた枯れてしまうだろうと思う 人のファジーさを受け止められる自分でいるためには 一方で創造的なことを出来るぐらいの 時間の余裕がなければ難しい
そしてまた ただひたすらに自由な時間があるより 時には子ども達に手を取られ こうして売り場に出て 全く違う時間を過ごすことが ちょうどいいメリハリになっている 後ひとつの課題は もう少しにこやかにってことかもね 別に機嫌悪いわけじゃないんだけどさ
|