ようやく昨日は 校長室にて卒業証書を受け取り 本人はともかく わたしの方は心底ほっとした がその一方で 新たな道への準備もあって 心配の種はつきないのだが 今日は水漏れを発見してしまった
漏れているという指摘は 先月の検針の折にあって 市の指定業者を市役所で聞き いちど見てもらったのだが 結局場所は特定できなかった こんな時代になっても 水漏れに関しては 感知する機械がある訳ではなく 人の耳に頼るしかないというのだった
随分前から なんだか水道代が高い気がしていたが 特に水漏れとは思わなかった 仕方がないので 夜間は元栓を閉め 少しでも節約をと心掛けた けれどそれも 疲れてそのまま眠ってしまい 忘れることもしばしばだった
夕べもまた テレビもつけっぱなしでゴロ寝し 明け方になって眼が覚めた もそもそとトイレに行くと なんだか聞きなれない音がするので もしやこれはと発信源を探した 悲しいかなそれは トイレ脇の壁の中からなのだった
見つかったという安堵感と 果たしていくら掛かるだろうという不安 まともに不動産屋を通していないから こういう時にややこしい 一応大家さんに連絡して 業者から見積もりを取って でもたぶん全額は見てもらえないだろうな
そして何より 家の中に誰かが入るという事に なんだかとても抵抗がある これは他に大人の家族が 同居していた頃には感じなかった 例え対応するのがわたしであっても 自分ひとりで守っているのではない という根っこからの安心感があった
そんな当たり前のことに気付けるのも 今の生活があるお陰だ ともかく シューシューがもっと大きくならないうちに 何とかしなきゃいけない
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