昨日知人と話した中で 意見が一致したのは この地域のリサイクルは全く遅れている ということだった 市はコウノトリがらみで 環境経済戦略とかぶち上げているけれど 粗大ゴミの回収すらなされていない
処置に困るものは 業者に頼むか 自分で清掃センターに持ち込む どちらも有料だが 使える家具がリサイクルに廻されるでもなく 燃えるものは焼却 燃えないものはそのまま廃棄される
シルバー人材などを活用して 古い家具をメンテナンスした上 安く市民に売るなんてことは あちこちの自治体で取り組まれていること ファイバーリサイクルもそうだが みすみす宝の山をゴミにしていることが まったくもって情けない それで環境なんて言葉を使うのは恥ずかしい
近隣の古い家には それこそオークションで ばんばん入札されるような家具が溢れている 現に以前取り壊される家からもらってきた 古い階段や棚みたいなものを手に入れようと思ったら 送料も含めて相応の出費を覚悟しなきゃいけない なのにここらの持ち主は その価値に全く気付いていないのだ
近々立ち退きになる地域もあると知人が言う きっとそれらの家では 移った先の新しい家に似つかわしくない古物も そのまま残されて一緒に壊される 先日は移転した跡の豊岡病院で 沢山の備品が重機でぐしゃぐしゃに集められ どこかへ運ばれて行った
台風のあと まだまだ使えそうな べんがら色の塗箪笥や レトロな下駄箱なんかが 累々と積まれていた光景が忘れられない モノを大切にしないと いつかもっと大きなバチが当たりそうだ
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