土曜日に初日を迎えた展示会 前宣伝はこれまでと同じはずなのに 遠方からも含めて 初めてのお客さんが沢山 場所の問い合わせも多かったが 気がつくと 空いたスペースが人だらけになっていた
着付け担当も含めて 4人体制だったにもかかわらず お互いの様子を伺うこともできないまま こんな状態は まるで予想していなかったので いったいどういう訳なのかと本当に驚いた
今回は特に着物に力を入れたのだが そのまま着る用にリメイク用にと どんどん減って行った 自分で作ったリメイク服を着た人もいて 傍から見ていても 和布の服はそれだけで雰囲気があった
感謝祭で服を買ってくれたお客さんから それを着た時の反響がとても良かったと伺って 何よりも嬉しかった 売ることは大変だけれど ただ作って誰かに委ねることでは 決して得られない喜びを感じられる
なのに初日のあとなんだか神経質になっていた 売って欲しい物があるという話が いろんな人から持ちかけられて どんな風に応えていいのか混乱した 一度預かってしまえば そのためのやり取りに エネルギーを注がねばならず そうならないようにする為には どこかで線引きが必要だった
売る場所が欲しい人は沢山いる わたしたちはその場所がないから 自分たちで作ったのだ そこを大切にするためには どんな風にしたらいいのか アイデアはいろいろあるけれど まだまだ模索中の段階 もう少しお店未満の グレーゾーンで遊んでいたい
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