FayeBlue 目次☆過去☆未来
いやいや、このアパートにはホント度肝を抜かれる思いを させてもらっているよ。 今回はどうしたの?!って思ってるでしょう・・・皆様。 ゴキちゃんに引き続き、私今回 生ネズミ と遭遇する事ができました。 1ー2週間前くらいから、何となくこの部屋に 私とチャッピー以外の生き物がいるような気がしていた、私。 昨日の夜、そのネズミをご対面させていただきました。 台所に4つの引き出しがあり、 1番上にハシやナイフなどの料理器具を入れ、 2番目に麦茶、ふりかけ、うどんなのど乾燥類を入れ、 3番目にラップ、アルミホイル、ジップロックなどを入れ、 一番下にスーパーの袋を入れている。 ちょうど13日あたりに麦茶を作ろうと、2番目の引き出しを開けた時 ジップロックに入っていたうどんが破けていた。 “これ破けていたっけ?!”って その時は特に何の疑いを持たずに、うどんを別の袋に入れ直した。 が、先週また麦茶を作ろうとその上から2番目の引き出しを開けると 何と(水出し用のちょっといい)麦茶とまたしてもうどんが 今度は完璧に何かがかじった跡とともに破けていた。 “ひょっとしてネズミ?!それともまたゴキブリ?!” とにかく2番目の引き出しの物はほとんど冷蔵庫に入れ、 しばらく様子を見る事にした。 そしてその後特に変わった様子もなく、 “えさが無くなって、どこかに移ったのだろう・・・。” と安心さえしていた。 今日久しぶりにご飯を炊いて、夕飯を作った私。 夕食後マニキュアを塗り、音楽を聞きながら 手をプラプラ動かしていたら、 “カサッ” と物音が聞こえた。 あのゴキちゃん事件以来、かなり物音には敏感になった私。 ガバッと立ち上がり辺りを見渡したが、何も見えない。 “手をプラプラしてたから、何かに間違ってぶつかったのかな?” なんて思い直し、また歌なんか唄いながら ソファーの上に横になっていた。 そして歌も聞き飽きたので、コンセントを抜き 10時まで横になっていよう!!!と決めたその瞬間 私の右の目に何かが通り過ぎていくのが見えた。 “?△×!※?○?☆?!” その影はゴキブリの様にも見え、私はまた恐怖に駆られた。 “とりあえず洗剤!!!” キッチンへ行き、洗剤を手にとり、またリビングに戻った私の目に 飛び込んできたものは、親指より少し大きいくらいのネズミだった。 ステレオの後ろにある電話帳の影に隠れていた。 “洗剤をかけて、殺すべき?” “でも洗剤でネズミって死ぬの?” “もし死んだとしても、誰がその処理するの?” なんて一人で悩んでいると、電話帳の裏から ネズミがヒョコッと顔を出してきた。 きっと私のオーラを感じたのだろう・・・・・ ネズミも“どうしよう・・・・”という感じだった。 と、その瞬間、彼はソファーの後ろを駆け抜け、 運良く玄関先まで動いてくれたのだ。 玄関の靴を置いている後ろの隠れたネズミを どうやって外に追い出そうか考えていた。 “大家さんに電話すべき?!でもその間に逃げたら?”と 考えつつ、なぜか私は新聞紙を片手に持っていた。 とにかくこれ以上中には入れたくなかったので、 新聞紙で押さえようとでもしていたのでしょう。 壁をたたいてみたり、靴を動かしてみたりしつつ、 私の頭の中では (ネズミがこう出て来たら、新聞紙でこう押さえて その間に玄関を開けて、そっちの方へ新聞紙でこう 導いて、追い出す・・・・・・・・・・・・・・) というようなシミュレーションが繰り広げられていた。 と私の手前の運動靴をよけた瞬間、 何とした事か、ネズミは玄関と床の間から 外へ自ら出て行ってくれたのだ。 初めは目を疑いました。 だって玄関と床の間の隙間って、ほんの5ミリくらいしかないから。 それなのにネズミはいとも簡単にスルルと通り抜けたんだもん。 しばらく経ってから、ネズミの通ったあたりのゆかを靴で踏んで びっくり、床のジュータンでちょっと盛り上がってるから 隙間が5ミリくらいにしか見えなかったけど、 上を踏めば、3センチくらいの隙間ができてしまう。 まったくこのアパートはいったいどうなってんでしょう・・・・。 まぁ、手を汚さずにネズミも出ていってくれたので、一安心。 でも心はドキドキ&焦ってたよ、かなり。 そしてさらにこのアパートを出なくてはいけない!!という 黄色の信号が赤信号の点滅へと 変わった事は言うまでもありません。 そしてつくずく我が番犬ことチャッピーが のんきな犬だと言う事を実感しました。 私でさえ感じた他の生き物の気配に、私のチャッピーは全くもって 気ずいていませんでした。 その上私がジタバタしていたにも関わらず、そんなのもお構いなしで ソファーの上で仰向けになって眠っていたのです。 警戒心もなけりゃ、ネズミの存在さえも分かってなかった 単なるアホ犬状態。 情けない・・・・・・。
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