ノーエの日記

2003年06月09日(月) サブイチ。

九九の3×1の話ではありません。

サブイチといえば、「佐武と市捕物控」。
(いや、ここに来る殆どの人は知らないかも知れません。汗っ)

某ヒカルサイトでまさかこの佐武やんと市やんのイラストにお目に掛かれるとは…。
そのショックで、今頭の中は石森ワールドの江戸時代に飛んでいます。

石森章太郎氏原作の「佐武と市捕物控」は、“石森節”と呼ばれるほど、画面から溢れ出す“匂い”があります。

下っ引きの佐武と目の見えない座頭の市とのコンビの掛け合いは、なんとも人情味があって絶妙。
彼らの生きている『江戸』は、何処までも深い夜と、凍りついたような濃密な時間が、静かに流れいて、一度見たらその独特の時間と空間の虜になってしまいます。

昭和43年にモノクロでアニメ化。大人も楽しめるアニメという当時早過ぎたコンセプトで製作された作品でした。
学生の頃「レインボー戦隊ロビン」と「佐武と市」の上映会に行った事があります。(当時、版権の問題かなにかで、一般公開での上映がもうできなくなるとの事で、これを逃したらもう二度とお目にかかれないと思って見に行った覚えがあります。)
「ロビン」の内容はもう忘れましたが(笑)「佐武市」のタイトルは「氷の朔(ついたち)」。
市やんが目の名医に出会い、手術を受け見えるようになるかもしれないという話でした。(これが泣けるンだ。。。また。)

音楽はあの山下毅雄氏。「大岡越前」、初代「ルパン三世」、「ガンバの冒険」の作曲家さんです。もう大好きな作曲家です。

何年か前にも三浦友一氏、梅宮辰夫氏でドラマも撮られてます。
(市やんが梅宮辰夫というのにブーイングの人もいたのでは……苦笑。)

「男の色気」とか「友情」とか、「人情」とかジンワリと響く名作です。
原作はもちろんの事、再放送なり、DVD化される機会があれば必見です!

(文章中、「石ノ森」氏ではなく、「石森」氏と表記しています。)

     ******************

スミマセン。今「TSUTAYA」さんのHPで、DVDが出ているのを確認しました。
さあ、ヒカ碁の次は「佐武市」を買うぞ〜〜〜!


 < 過去  INDEX  未来 >


ノーエ [HOMEPAGE]