大阪天神祭りの宵宮です。人込が苦手なので、祭りにはトンと縁遠い人間なのですが、毎年決まって行われる、古式に則った祭りは、季節の風物詩として楽しみな風景です。まあ、毎年この頃になると、既に夏バテで、“天神さん”の声を聞くと、「暑いのはこれから」―――とゲッソリなのですが。しかし、神事の行事を見るのがなぜか最近嬉しいのは、やはり神官達の白の狩衣やら、稚児さんの色とりどりの美しい衣装の所為だと言う事に気付きました。平安の時代の名残はしっかり今も伝わっているんですよね。