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ピアノのセンセ - 2001年12月20日(木) みなさんご存知の通り、わたくし今は自宅でピアノの先生をやってます。 もちろん、コンクール受けたり演奏会やったり、自分の勉強も継続中ですが。 「自宅でピアノの先生」って、朝も特別早起きしなくてよいし、平日に出かける事も可能だし、自分の都合で日程決められるし、リストラの危機はないし、かなりいい楽なお仕事ですよね、、、ほんと、今のこの時代「手に職」を持たせてくれた両親には感謝です。 まぁ、それでもいい面もあれば悪い面ってのもあるわけで。。。 だいいち、生徒が集まらない。今、ピアノやる子供って少ないみたい。 そして次に、人と会わない。特に、同年代の人と会うなんて皆無に等しい。 コレは、人に会うのが好きな私にとってはかなりツライ。 それから、「仕事と自分の練習は別」なこと。 当たり前なことなのだけど、今までは自分の練習だけをやってればよかったのに、 今はそれプラスレッスンもしなきゃいけない。 どんなに疲れててもその両方をこなさなきゃならない、しかも毎日。 (たまにはサボってるけどねーー笑) 結構ストレス溜まって、「わぁぁぁーーー」って叫びたくなる。 慣れるまでにはもうちょい時間が必要かな。 ちっちゃい時から「フツウーーーーな生活が好き」「人とおんなじが好き」主義の私は、ことあるごとに「普通高校に行ってたら・・・」「普通大学に行ってたら・・・」「普通の会社に就職してたら・・・」などと、(とりあえず自分の能力はおいといて)考えてきました。 ま、でも所詮、「隣の芝生は青い」ってやつでしょーね。 ってね。私が今日書きたかったのはこんなことではなくて・・・・。 ピアノの先生やってると、忘れかけてた小学校の頃の雰囲気とか思い出すんです。 いろんな話をしてくれるから。 今日はとりあえず、明日終業式という話題から通知表の話へ。 「先生はどーだったのーー??」と聞かれ「絵がめっちゃ下手くそで、図工の成績はよくなかったねーー」と答えてみたり・・・・(笑) そしてある時、「お母さんに手紙書くときは今度からコレに書いてーー」と渡されたメモ帳は「とっとこハム太郎」というキャラクターのついたもの。 巷の小学生の間では大人気なキャラクターらしい。 ほかにも、私が宿題を書いてる間、勝手にピアノで「千と千尋の神隠し」のテーマ曲を弾いてみたり。いつもの練習曲は全然弾けないのに、こういう曲だけ立派に弾けるんだよねぇ、これがまた(笑)でも、そこがかわいかったりする。 中学生になると「期末テストがあって・・・・・練習できてません。。。」とこわごわ言ってくる。私もそういう思いを何度もしてきたんで、心の中で笑ってしまっちゃうのだ。ほんとは「いいよいいよ、ぜーーんぜん。そりゃ無理よねぇ」っておおっぴらに言ってあげたい心境なのだけど、さすがに先生の立場上そうも言ってられない(笑)そんな複雑な心境も味わってみたり。 なんか、忘れてた学校の頃の生活を思い出すんだよねー。 私は、なるべく楽しくレッスンに来てもらいたいと思うし、イヤイヤながらピアノやっても仕方ないと思うから、いっぱい生徒と話をしてるように心がけてるのです。 最初の頃はぎこちなかったけど、最近はだいぶ板についてきて、最初の頃緊張してきてた生徒も、かなり打ち解けてきたかんじ。 そういうの見てると、「やっててよかったなぁ」ってほんと思うのです。 今度の日曜日にはみんなをうちに呼んでクリスマスパーティーをするつもり。 みんな初顔合わせなんだけど、結構楽しみにしてくれてるので、わたくしは料理でも頑張りますかね。 あー、大忙し。 -
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