| あかねこ日記...あかねこ |
おバカ - 2005年03月30日(水)
今日外で、
おばあちゃんにダダこねてるコドモを見た。
そのとき母と一緒にいたのだが、母がひとこと・・・・
「アンタもねぇぇぇ・・・・」
むむむ。
誰でもコドモの頃は、ダダの一つや二つぐらいこねたこともあるでしょう。
もちろん、あたしもであります。
あたしの場合、
大抵やりたい事や欲しいモノの希望が通らない場合にダダをこねるのだけど
（まぁ、皆大抵がそうでありましょう）
母と１対１の場合は、怒られるのがコワイ小心者のため
とりあえず一度はダダをこねてみるが、
ダメであろう空気満載の場合、結構すぐに断念してしまい終了。
そこに、祖母などの甘やかしてくれる存在が同席する場合
あたしもいつもよりちょっと頑張ってダダをこねる。
応援者がいるよーな気分で、気が大きくなるのでありましょーな。
（コドモも知能犯なのであります。）
いつもより長々とダダをこねていると、そのうち祖母などが
”もぅ、買ってやればいいやんね〜”
などの一言。
シメシメ・・・♪
それまでに、母も相当恥ずかしい思いをしているので
”じゃぁ、それ買うのね？！”
と、買う方向になってくれる。
しかし、そこでまた小心者のあかねこ。
《ちょっと待てよ。今買ってもらえるのはウレシイけど、あとでお母さんと二人になったときのことを考えてみろ？意に沿わない形で買ってあげるハメになったお母さんはきっと機嫌が悪くなるに違いない・・・
ここはひとつ、やっぱり断念しよう・・・・》
などと、そんなワケないのにいらん心配をして断念するのであります。。。
なんか、今まで「ダメ」って否定されてたことをいきなり
「じゃぁ、そうしなさいよ！」って言われると、
人間急に怖くなるものなのよ。
昔から
「そんなに練習するのがイヤならピアノなんてやめてしまいなさいっ！！」
と数え切れぬほど言われてきて
（ホントに練習ギライだったのよ・・・今もだけど。笑）
心の中では
「やめてもいっかな〜」
とか思ってたりするんだけど、なんとなく言いにくくて
とりあえず
「やだ！やめない！」
とか言ってみる。
なんか、そこであっさり
「ハイやめます」
って言いにくいのよ・・・＾。＾；
しかしコレは友人皆がそう言うので、人間皆そういうもんなんだろね。
「やめなさい！」
「やだ！やめない！」
の押し問答が長々と続き、
たまにはあたしがピアノの足にしがみついて抵抗するほどの死闘（？）
も繰り広げられつつ、でもやっぱり元サヤに収まってるから不思議である。
そして今日のあたしがあるのだから
あの時泣いてピアノの足にしがみついたのも、無駄ではなかったのかもしれない・・・（笑）
そんな小心者のあたしが、デパートでただならぬダダをこね続けたことがあったらしい。。。
まだ２歳ぐらいとかだったのかな。。。
あたしは、昔から男の子のオモチャが大好きで
変身ベルトやら、車がロボットに変身するオモチャやら、プラスチックの剣やらを欲しがるような子だった。。。
ある日、母とデパートの子供用品売り場に行ったとき、
あたしの目は”戦隊モノのヒーローがかぶってるようなヘルメット”
に釘付けになった！！
「あれが欲しい欲しい欲しい！！！！！！！」
もちろん、答えは”Ｎｏ”
いつもなら引き下がるあたしがこの日ばかりは頑張った。
相当欲しかったのね・・・
突如デパートの床に寝っころがってジタバタしたらしい。
（後々まで従姉の印象に残ってたので、相当な光景だったのであろう。）
しまいには、そのヘルメットをかぶって店から逃亡しようとする始末。
店を出てしまえばこっちのもん、とでも思ったのか？！
そりゃアンタ、万引きですから・・・・−。−；
そんなこんなで、母は恥ずかしいやら腹立たしいやら。。。
絶対に放そうとしないので、もう観念してお店の人に
”おいくらですか？”
それで買えればまぁ一件落着、だったのでありますが事は複雑すぎました。
”あ〜〜、ソレ非売品なんですよ・・・”
こりゃ困った。。。
片や、もう死んでも放さないぞ、といった様子の我が子。
片や、非売品なので・・・、と困った様子のお店の人。
母もウンザリだったであろう。。。
その様子を見かねてか、結局お店の人が上の人に相談に行ってくれ
めでたく
「持っていっていいですよ♪」
のひとこと。
今聞いて、自分で呆れる。。。
非売品を意地で持って帰った、２歳児の女
大迷惑なヤツめ。。。
そして、そうやって執念で手に入れた（略奪した）ヘルメットを
ゴキゲンでかぶって、ウロウロウロウロ♪
周りの人が
「あら、かわいいねぇ〜」
と言ってくれるので、さらにいい気になってウロウロウロウロ♪
あぁなんておバカ・・・おバカすぎる・・・（￣＿￣；）
過ぎたるは及ばざるがごとし。
自分のこんなおバカな過去はどうしようもないですが、
せめて我が子にはこうなって欲しくない・・・・と思う今日この頃。
しかし、遺伝子の力は侮れませんからね。。。あぁぁ。。。
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