NINJA-TOOLS
  
☆☆ 観音デス♪ スッキリ毒を吐き出して明日もガンバルぞ♪(・∀・)9 ☆☆
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※ 初めての方はHPの注意書きをご覧クダサイ。
■ そのヨン。 ■

オツカレオツカレ。


ハイ。クールダウン観音デス☆(誤)


「飲みに行きませんか。」
行きませんかと聞いてはいるが、
ヒトの手をグイグイ引っ張って強制連行。
アタイも女。
こうなったらどんな文句でもキッチリカッキリ聞いてやる。
あんなに憧れていた彼とのツーショト。
こんな風に実現するなんて悲しすぎ。
飲み屋のカウンターでしばし沈黙。
「あ、トイレ。」
早々に逃げ出そうとする女が1人。(ぉぃ)
腕を掴まれ逃亡失敗。
そんなアタイに彼が言った。
「どうしてもっと早く言ってくれなかったの?」
ハィ?( ̄Д ̄;)


最初から話についていけてないアタイ。
「あの…ソレは一体どういう意味ですか?」(←ナゼか敬語)
「もうちょっと早く言ってくれれば…。」
そう言いながら彼は考えるヒトのポーズをとった。
あの…モシモシ。
まだアタイは何も言ってナイ(と思う)んすケド。
「えと…んっと…え?とりあえずカンパーイ。」
出された酒を一気に飲み干す。
こんな時は飲むに限る。
ジャンジャン酒を持って来てクレィ。


飲みながら頭の中を整理しよう。
昨日のアタイは絡み酒。
酔って唄って手を繋いだまでは記憶にある。
最後のセリフはAB店長の声だった。
観音ちゃんの気持ち……気持ち?
え?もしかして。
「何か言った?っていうか言われた?」(←今更)
「遠まわしにだけど言われた。(AB店長に)」
………アタイの今までの苦労は一体。
告白くらい本人にさせてクレー。
「いやいやいやいや。言うつもりなかったし。」
「なんで?」
…なんで?(ー∇ー;)
そんなコト聞かれても困る。


アタイの気持ちがバレてるとして。
さっきの彼のセリフ。
『もうちょっと早く言ってくれれば…』
ようするに、アタイは今まさに振られてる真っ最中?
自分できちんと告白もしてないのに?
そんな殺生な。(つД`)・゜・
おのれAB店長め、覚えておれェ。(←逆恨み)
「言いたいコトは分かった。できれば何もなかったコトに…」
「ムリ。」
ですよね…。
「じゃあ、できる限り今までどおりってコトで…」
「ムリ。」
エーン。(T□T)


こういうプレッシャーに免疫皆無なアタイは再び逃亡。
「ちょっとトイレへ…」
「いいから座って。」
またしても失敗。
なんかこう、こみ上げてくるモンがあるんスケド…。(; _ _)ノォェェ。
もう2度と酒に飲まれたりしませんから。
どうか許してクダサイ。
半泣き状態で席についたアタイに彼が言う。
「ずっと好きだった。」
「ハ?あの…私も聞いてよいかしら?」
「うん。」
「なんでもっと早く言ってくれなかったの?」
こんな七面倒なコトになる前に。(←責任転嫁)


「俺、年下だし。相手にされないと思ったから。」
さよですか…。
年下大好物なんすケド。
「知ってるかもしれないけど、
 最近他のコと付き合い始めたばっかなんだ。」
「そうなんだ。」
知ってマス。言わんケド。
っていうかチミ。
前に後輩と付き合ってたのも、ひたすら隠してたっけね。
後輩のノロケトークでバレバレだったケド。


「なんかタイミング悪いよね。」
「ハイ。」
「でも俺、はっきり観音サンから聞いたわけじゃないよね。」
「ハイ。」
「俺のコト、好き?」
「ハイ。」
「清算するまで待っててくれる?」
「ハイ。」(←イキオイで返事してるヒト)
ハ?清算…て?


他人サマのモノに手を出すなと言われ続けて約20年。
昼メロのセリフが頭にポヤヤンと浮かんできた。
『このドロボウ猫!!』
ドロボウ猫………。(o;TωT)o←オマエだ。
…つづく。(長いな(汗)
2003年07月27日(日)


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抗議などは受け付けません。 / 観音。