オツカレオツカレ。
ハイ。クールダウン観音デス☆(誤)
「飲みに行きませんか。」 行きませんかと聞いてはいるが、 ヒトの手をグイグイ引っ張って強制連行。 アタイも女。 こうなったらどんな文句でもキッチリカッキリ聞いてやる。 あんなに憧れていた彼とのツーショト。 こんな風に実現するなんて悲しすぎ。 飲み屋のカウンターでしばし沈黙。 「あ、トイレ。」 早々に逃げ出そうとする女が1人。(ぉぃ) 腕を掴まれ逃亡失敗。 そんなアタイに彼が言った。 「どうしてもっと早く言ってくれなかったの?」 ハィ?( ̄Д ̄;)
最初から話についていけてないアタイ。 「あの…ソレは一体どういう意味ですか?」(←ナゼか敬語) 「もうちょっと早く言ってくれれば…。」 そう言いながら彼は考えるヒトのポーズをとった。 あの…モシモシ。 まだアタイは何も言ってナイ(と思う)んすケド。 「えと…んっと…え?とりあえずカンパーイ。」 出された酒を一気に飲み干す。 こんな時は飲むに限る。 ジャンジャン酒を持って来てクレィ。
飲みながら頭の中を整理しよう。 昨日のアタイは絡み酒。 酔って唄って手を繋いだまでは記憶にある。 最後のセリフはAB店長の声だった。 観音ちゃんの気持ち……気持ち? え?もしかして。 「何か言った?っていうか言われた?」(←今更) 「遠まわしにだけど言われた。(AB店長に)」 ………アタイの今までの苦労は一体。 告白くらい本人にさせてクレー。 「いやいやいやいや。言うつもりなかったし。」 「なんで?」 …なんで?(ー∇ー;) そんなコト聞かれても困る。
アタイの気持ちがバレてるとして。 さっきの彼のセリフ。 『もうちょっと早く言ってくれれば…』 ようするに、アタイは今まさに振られてる真っ最中? 自分できちんと告白もしてないのに? そんな殺生な。(つД`)・゜・ おのれAB店長め、覚えておれェ。(←逆恨み) 「言いたいコトは分かった。できれば何もなかったコトに…」 「ムリ。」 ですよね…。 「じゃあ、できる限り今までどおりってコトで…」 「ムリ。」 エーン。(T□T)
こういうプレッシャーに免疫皆無なアタイは再び逃亡。 「ちょっとトイレへ…」 「いいから座って。」 またしても失敗。 なんかこう、こみ上げてくるモンがあるんスケド…。(; _ _)ノォェェ。 もう2度と酒に飲まれたりしませんから。 どうか許してクダサイ。 半泣き状態で席についたアタイに彼が言う。 「ずっと好きだった。」 「ハ?あの…私も聞いてよいかしら?」 「うん。」 「なんでもっと早く言ってくれなかったの?」 こんな七面倒なコトになる前に。(←責任転嫁)
「俺、年下だし。相手にされないと思ったから。」 さよですか…。 年下大好物なんすケド。 「知ってるかもしれないけど、 最近他のコと付き合い始めたばっかなんだ。」 「そうなんだ。」 知ってマス。言わんケド。 っていうかチミ。 前に後輩と付き合ってたのも、ひたすら隠してたっけね。 後輩のノロケトークでバレバレだったケド。
「なんかタイミング悪いよね。」 「ハイ。」 「でも俺、はっきり観音サンから聞いたわけじゃないよね。」 「ハイ。」 「俺のコト、好き?」 「ハイ。」 「清算するまで待っててくれる?」 「ハイ。」(←イキオイで返事してるヒト) ハ?清算…て?
他人サマのモノに手を出すなと言われ続けて約20年。 昼メロのセリフが頭にポヤヤンと浮かんできた。 『このドロボウ猫!!』 ドロボウ猫………。(o;TωT)o←オマエだ。 …つづく。(長いな(汗)
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2003年07月27日(日) |
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