NINJA-TOOLS
  
☆☆ 観音デス♪ スッキリ毒を吐き出して明日もガンバルぞ♪(・∀・)9 ☆☆
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■ そのジゥナナ。 ■

活動時間が社会人としてオカシイ。(今更)


ハイ。観音デス☆


予想通りAB店長の話はAチャンのコトだった。
「最近Bサンとうまくいってないって。
観音チャン、何か知ってるんじゃない?」

「何で私が。」
つーか知ってるケド、
ソコまで落ち込むコトじゃなかろう。
自分の力で何とかすると言った友達を、
むしろ祝福してやったらどうなんだ。
と思っていたら。
「言わないでって言われたんだけど、
観音チャンが原因じゃないかって言ってたの。」

「ハ?」
ソレはそうかもしれんが、
元はと言えば自分のセイじゃないのか。
私から観音チャンに話してあげるから、
とAチャンを宥めて、
AB店長はアタイのトコまで足を運んだと言う。


「余計酷い目に遭うんじゃないかって心配してたけど、
そんなコトのないようにね。
あのコ、ずっと観音チャンを目標にして頑張ってたから、
もし観音チャンが原因なら傷ついてると思うのよ。」

と釘を刺された。
まだ言うか。
具合が悪くなって休んだのもアタイのセイらしい。
呆れてモノも申せなかったので、
AB店長の話を聞くだけ聞いて謝った。
話す前までは、
自分がとんでもない勘違いをしていたんじゃないか、
と不安になったが、
AB店長の話でそんな気持ちは吹き飛んだ。
本格的に彼女とは関わりたくナイ。
ただソレダケ。


その後、Bチャンから連絡があった。
「Aのコトが心配だから傍にいてあげたい。
でも観音サンのコト怖がってるみたいだから。
みんなにも言っておいてくれる?」

と。
Bチャンが決めたコトだから仕方ない。
それからアタイとBチャンは、
仕事以外で殆ど話をしなくなった。
すると、みるみるうちに元気になっていくAチャン。
A男とも相変わらず。
そんなにBチャンが大事だというなら、
何でそういうコトをするのか。
サッパリ分からない。
でも、もうアタイには関係のナイコトだと思うコトにした。


ある日の仕事中。
A男とAチャンが一緒に休憩を取っていた。
Bチャンが休みの日は、
いつもみんなとは時間をずらして2人ダケで休憩していたケド、
この日、たまたまIサンが遅れた食事を取っていた。
が、休憩時間がまだ残っていたハズのIサンは、
2人が事務所に入ってすぐ、仕事に戻ってきた。
ずっと手を繋いでベタベタしている2人。
居心地が悪くて出てきたと苦笑いで言う。
「落ち着かなくて休憩どころじゃないよ。」
ヒトの恋路を邪魔するヤツは
馬に蹴られて死んでまえ。
死んでやろうじゃねェかコノヤロウ。


「もしもーし、お2人サン。」
暑苦しい雰囲気の中に入り込めず、
入り口で覗き込みながら声を掛けると、
あからさまに怯えた表情を見せるAチャン。
アンタのソレが作りモンだってコトは分かってんのよ。
アタイは構わず続けた。
「できればそういうコトは職場以外でお願いしますね。」
A男はヘラヘラと笑っているダケだった。
この男を取り合う意味が全く分からん。
Aチャンは俯いて黙ったまま。
本気で怯えてるのか、
ソレともBチャンに告げ口されると思ったのか知らんが。
口が裂けても言えマセン。
頼むから公の場では少し控えてクレ。


それでも2人の態度は変わらなかった。
そろそろ周りの人間もイッパイイッパイになってきた頃。
仕事をしているアタイの店に、
Oクンの彼女が飛び込んできた。
「観音サン、ケンカ!!」
「ゑっ!?ドコドコ?」(←野次馬)
「事務所でAチャンとOチャンが!止めて!!」
……店内でかぃ。
何でよりによって店長が居ない日にするかな…。(-_-;)
薬剤師の先生に店をお願いして、
アタイはOクン彼女と一緒に事務所へ向かった。


ケンカっていうか…何デスカ、コレは。
事務所に入ったアタイが見たのは、
Oチャンに一方的に怒鳴られているAチャンの姿だった。
…つづく。
2003年08月27日(水)


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抗議などは受け付けません。 / 観音。