活動時間が社会人としてオカシイ。(今更)
ハイ。観音デス☆
予想通りAB店長の話はAチャンのコトだった。 「最近Bサンとうまくいってないって。 観音チャン、何か知ってるんじゃない?」 「何で私が。」 つーか知ってるケド、 ソコまで落ち込むコトじゃなかろう。 自分の力で何とかすると言った友達を、 むしろ祝福してやったらどうなんだ。 と思っていたら。 「言わないでって言われたんだけど、 観音チャンが原因じゃないかって言ってたの。」 「ハ?」 ソレはそうかもしれんが、 元はと言えば自分のセイじゃないのか。 私から観音チャンに話してあげるから、 とAチャンを宥めて、 AB店長はアタイのトコまで足を運んだと言う。
「余計酷い目に遭うんじゃないかって心配してたけど、 そんなコトのないようにね。 あのコ、ずっと観音チャンを目標にして頑張ってたから、 もし観音チャンが原因なら傷ついてると思うのよ。」 と釘を刺された。 まだ言うか。 具合が悪くなって休んだのもアタイのセイらしい。 呆れてモノも申せなかったので、 AB店長の話を聞くだけ聞いて謝った。 話す前までは、 自分がとんでもない勘違いをしていたんじゃないか、 と不安になったが、 AB店長の話でそんな気持ちは吹き飛んだ。 本格的に彼女とは関わりたくナイ。 ただソレダケ。
その後、Bチャンから連絡があった。 「Aのコトが心配だから傍にいてあげたい。 でも観音サンのコト怖がってるみたいだから。 みんなにも言っておいてくれる?」 と。 Bチャンが決めたコトだから仕方ない。 それからアタイとBチャンは、 仕事以外で殆ど話をしなくなった。 すると、みるみるうちに元気になっていくAチャン。 A男とも相変わらず。 そんなにBチャンが大事だというなら、 何でそういうコトをするのか。 サッパリ分からない。 でも、もうアタイには関係のナイコトだと思うコトにした。
ある日の仕事中。 A男とAチャンが一緒に休憩を取っていた。 Bチャンが休みの日は、 いつもみんなとは時間をずらして2人ダケで休憩していたケド、 この日、たまたまIサンが遅れた食事を取っていた。 が、休憩時間がまだ残っていたハズのIサンは、 2人が事務所に入ってすぐ、仕事に戻ってきた。 ずっと手を繋いでベタベタしている2人。 居心地が悪くて出てきたと苦笑いで言う。 「落ち着かなくて休憩どころじゃないよ。」 ヒトの恋路を邪魔するヤツは 馬に蹴られて死んでまえ。 死んでやろうじゃねェかコノヤロウ。
「もしもーし、お2人サン。」 暑苦しい雰囲気の中に入り込めず、 入り口で覗き込みながら声を掛けると、 あからさまに怯えた表情を見せるAチャン。 アンタのソレが作りモンだってコトは分かってんのよ。 アタイは構わず続けた。 「できればそういうコトは職場以外でお願いしますね。」 A男はヘラヘラと笑っているダケだった。 この男を取り合う意味が全く分からん。 Aチャンは俯いて黙ったまま。 本気で怯えてるのか、 ソレともBチャンに告げ口されると思ったのか知らんが。 口が裂けても言えマセン。 頼むから公の場では少し控えてクレ。
それでも2人の態度は変わらなかった。 そろそろ周りの人間もイッパイイッパイになってきた頃。 仕事をしているアタイの店に、 Oクンの彼女が飛び込んできた。 「観音サン、ケンカ!!」 「ゑっ!?ドコドコ?」(←野次馬) 「事務所でAチャンとOチャンが!止めて!!」 ……店内でかぃ。 何でよりによって店長が居ない日にするかな…。(-_-;) 薬剤師の先生に店をお願いして、 アタイはOクン彼女と一緒に事務所へ向かった。
ケンカっていうか…何デスカ、コレは。 事務所に入ったアタイが見たのは、 Oチャンに一方的に怒鳴られているAチャンの姿だった。 …つづく。
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2003年08月27日(水) |
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