明日は給料日デス。 社長サンと半日一緒に行動するので憂鬱。
ハイ。観音デス☆
当事者以外は仕事に戻ってもらい、 しばらく事務所を貸切らせてもらうコトに。 少し落ち着いたものの、 今にも泣きそうな顔をしたOチャンと、 さっきまで泣きそうな顔をしていたハズなのに、 スッカリふてぶてしい態度に豹変しているAチャン。 ドッチがケンカ吹っ掛けたんだか分からん。(汗) 「原因は何ですか。」 アタイの問い掛けに2人揃ってダンマリ。 「あのねェ、店に迷惑掛けてんの分かるよね?」
先に口を開いたのはAチャンだった。 「どうせ私が悪いと思ってるんでしょう?」 こんなトコで私情を挟まんで欲しいのだが。 口元を捻りあげたい気持ちを抑える。 挑発に乗ったら負けだ。(何の勝負だ) 「分からんから聞いてるんでしょうが。 ソレで、原因は?何なら今から続きやる?」 「言えない。迷惑掛けてごめん。」 「…すみませんでした。」 「私じゃなくてみんなに謝って下さい。」 コレ以上聞いてもムダっぽいので店に戻ってもらった。 「観音サン、ゴメンね。」 事務所を出る時Oチャンが言った。 だからアタイに謝られても困ると言ってるんだ。 アタイはOチャンが謝った理由を、 2人が店でケンカをしたセイだと思っていた。
翌日、またしてもAB店長に呼び出された。 ナゼアタイが…。( ̄Θ ̄;) 「Aチャンはウチの店に来てもらうから。」 ケンカの件がAB店長の耳に入って、 Aチャンはイジメられっコに認定されたもよう。 アタイにはそうは見えなかったが、まあイイ。 とっとと連れてっちゃってクダサイ。 AチャンはAB店長の店に移り、 代わりにAB女がコッチの店にやって来た。 更に、アタイに対するOチャンの態度が変わった。 OチャンはAB女と行動を共にするようになった。 変化について行けてないアタイ。 思わずOクンにポロリとこぼした。
「私、何かしマシタカ?」★メラメラ★((((T-T*)))) 「心当たりないんですか?」 「あったら悩んでマセン。」 「本人に聞いてみれば?」 「避けられてマス。思いっきし。」 「じゃあABサンに聞いてみれば?」 「本人の口から聞いた方がショックが少ないんデスガ。」 昔、親友だと思っていたコが、 アタイの居ないトコで言ってた言葉を他のコから聞いた時、 あまりのショックで頭がグラグラした覚えがある。 できればOチャンの口から…。
そんなコトを話していたら、 イイタイミングでAB女が店の前を通り掛かった。 「あっ、ABサン。ちょっとちょっとー。」 「呼ぶなー。心の準備ってモンがあるだろうが。」 「一緒にいるコッチが暗くなるんだもん。 俺がそれとなく聞くから。」 が、類は友を呼ぶとは良く言ったモノで、 『それとなく』だの、『さりげなく』だのという言葉は、 アタイらとは無縁のモノだった。 「Oサン何か言ってない?」(←めっさ直球) AB女はアタイの顔をチラリと見て言った。 「観音サン、Oチャンのコト嫌い?」 「ハァ?」「ハァ?」 思わずOクンと顔を見合わせてしまった。
仕事が終わってから、 Oクンと例の仲間達と一緒にAB女と話をした。 「コッチに来るまで何が起きてるか良く知らなかったけど、 何だかこじれまくってるよね。」 あの日のケンカの原因を、AB女は知っていた。 Oチャンを仲間に引き入れようとしたAチャンが、 アタイがOチャンを嫌っていると吹き込んだという。 最初はそんなコトを言われても信じなかったOチャンに、 AチャンはB男のコトを持ち出した。 「B男サンてOチャンのコトが好きになっちゃったんでしょ? 観音サンがOチャンと仲良くしてるのは、 一緒にいて2人の様子を探る為で、 本当はOチャンのコトを嫌ってるって。」 誰にも知られたくないと思っていたのに、 コレで仲間全員にバレてしまった。 などと思ってる余裕は全くなかった。
「B男ってOチャンのコトが好きなの?」 もしかしたら、とは思っていたが、 こうしてハッキリ聞かされるとショックかも。 だけど。 「観音サンがそう言ったんでしょ?」 「そんな話、私は誰にも……」 言いマシタねぃ。(吐血) 「まさかBチャンが?」 「もしかしてあの時の?」 「うん。でも誰にも言わないって…」 確かに約束はしたケド、 Bチャンの性格を考えると何となく想像がついた。 A男のコトで誤解をしてるAチャンに、 話してしまったのかもしれないわね。 よりによってあの悪魔に。[壁]-T) ダー。 本人に悪気がナイのは分かるので怒るに怒れん。
緊急事態なので、アタイはBチャンと連絡を取り、 一緒にOチャンに会いに行くコトにした。 ついでにその場にいた全員が、 ソレに便乗したのは言うまでもナイ。 …つづく。
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2003年08月28日(木) |
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