蒸し暑い…。
ハイ。観音デス☆
Oチャンを拉致って我が家へGO。 Bチャン立会いの下、Oチャンに事情を説明した。 Oチャンの誤解も解けたところで、 話の論点はAチャンの行動に移った。 みんなの疑問はただひとつ。 『何でココまで観音サンを目の敵にするんだろう。』 ドレだけ考えようが本人以外に分かるハズもナイ。 「ソレでもBサンはAチャンのコト信じるの?」 そう聞かれてBチャンは頷いた。 Aチャンが体調を悪くしているのは、 どうやら本当のコトらしい。 そんなになるまで悩んでいるAチャンが、 自分に嘘を吐いているとは思えないと。
Bチャンが離れてしまったら、 Aチャンが今以上に孤立してしまう気はする。 AB店長がいるとはいえ、友達とは全然違うだろうから。 何の結論も出ないまま、 翌日仕事が休みだったAB女とOチャン以外は帰った。 みんなが帰った後、Oチャンにもう一度謝られた。 あんま謝られると自分が惨めに思えるからやめてくれと頼むと、 Oチャンはゴメンと言って笑った。 勝手に告白してしまったようでB男には申し訳ナイが、 ホント言うと、Oチャンが入社して初めてみんなで遊んだ日から、 B男はOチャンのコトを好きになるだろうと思ってた。 だからあまりショックではナイんだよと、 B男の真意など無視したままで話は進む。
Oチャンは、あっけらかんとモノを言うコで、 B男の気持ちに確信を持ったのもOチャンの言葉からだった。 普通なら言いにくいコトをズバズバ言うのにナゼか憎めない。 見た目も可愛いかったケド、中身がとにかく可愛い。 女嫌いのアタイが好きになるようなコだから、 同じように他のヒトも好きになるんだろうな、と。 Oチャンじゃしょうがないか、とアッサリ諦めもついた。 やっぱりそうなったか程度のショックで済んだのは、 Oチャン自身に魅力があったから。 "そんなOチャンに自分側について欲しい" と思ったAチャンの気持ちも分からなくナイが。 ソコはホレ、若いから。 どうしてくれよう、あの女。 この一言に尽きる。
「Aチャンの目的がサッパリ分からないんだが。」 なんとなくアタイを孤立させたがってるような気がするが。 そんなコトを言ったアタイにAB女が言った。 「Aチャンは観音サンみたいになりたいんだよ。」 「AB店長にも何度か言われたけどそりゃナイっしょ。」 「ソレは観音サンが意味を穿き違えてるから。 多分、AB店長も間違ってると思うケド。」 「観音サンみたいになりたいんじゃなくて、 観音サンになりたいって言えばいいのかな。」 「観音サンの持ってるモノが欲しいんだよ。」 「ソレがBチャンやOチャン?」 「そう。友達もそうだしA男のコトもそうじゃない?」
「要するに、私のように振舞いたいと?」 「私達からはそう見える。」 「そんなの勝手にすればイイだろう。 何も周りを巻き込まなくたって…」 「だって観音サンの周りにあるモノが欲しいんだもん。」 人間、合う合わないがあるだろうに。 同じ友達を持ったからといって、 同じように行動できるとは限らない。 その昔、クラスの女全員にアタイをハブらせて、 アタイがしていたコトをソックリ真似て行動してたコ達。 ドイツもコイツもオリジナリティというモノはナイのか。 そんなのは中学1年までにしてほしい。
「さっきはBサンがいたから言えなかったんだけど、 Aと話した時に観音サンのコトも言われたんだよ。 みんな観音サンは店の中で1番優しいって言ってるケド、 裏で何考えてるか分からないよって。」 「アンタに言ったならBチャンにも言ってんじゃないの?」(眩暈) 「そこまでは言ってない気がする。」 「AB店長のコトもそうだけど、 信頼してくれるヒトに嫌な面は出さないよね。」 頭がイイんだか悪いんだか…。( - -) トオイメ。 あくまでも自分は被害者なのね。 「私、よく耐えた方だよね?」 「まあ、とっくにキレててもイイとは思う。」 「そろそろ本気出しちゃってイイかな。」 「ケンカは観音サンに不利だよ?」 「あんなの相手にそんな正当な勝負はもうしません。」
人生ハンムラビ法典デス。 そう言ったアタイを見てAB女が言った。 「怒らせたら1番怖いのも観音サンだよね…。」 …つづく。
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2003年08月29日(金) |
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