NINJA-TOOLS
  
☆☆ 観音デス♪ スッキリ毒を吐き出して明日もガンバルぞ♪(・∀・)9 ☆☆
■ HP ■ ■ BBS ■ ■ 目次 ■  ■ メィル ■
※ 初めての方はHPの注意書きをご覧クダサイ。
■ そのニジゥ。 ■

スッカリ読書の秋してマス。


ハイ。文学少女観音デス☆


滅多に怒りを表に出さず、
ニコニコと笑っている女は怖いだろう。
当時のアタイは怒るコトがなかった。(と思われる)
怒っていないワケではナイ。
アタイが満面の笑顔を見せる時。
ソレはまさに怒っている時なのだ。
そして思考が一人歩きし結論を出す。
そんな相手に体力と精神力を浪費するのは馬鹿げてる。
言ってもしょうがない。ムダムダ。笑っとけ。
他人様をバカにした態度かもしれんが、
アタイが怒るのはソレ相応の人物のみ。
だが今回は違った。
ドレだけ体力と精神力を消耗しようとも、
腹黒女の正体を暴いてやる。

土下座して謝ってイタダキマショウ。


この期に及んで、誰一人彼女の悪行を知る者はいない。
ホントに何もしていないからなのかもしれない。
ダケド、アタイには確信があった。
アイツは何かしでかしている。
初対面にも拘らず、
アタイの中に無意味な嫌悪感が生まれた場合、
その後、何かしら大きなゴタゴタが生じる。
野生のカンというのは素晴らしい。
問題は報復方法。
未だにシッポを出さず、か弱い乙女を演じる彼女。
ヘタすりゃアタイが総スカン。
そして導き出された調理法は、
数ヶ月かけての長期計画。


アタイはウソが大嫌いだ。
特に、その場しのぎで吐くウソは脆い。
どんなに巧くウソを吐こうとも、
必ずバレるモノだとアタイは思う。
ウソを突き通す為に更にウソを吐くのは当たり前で、
心の弱い人間は、次第に良心の呵責に耐えかねて自滅する。
ウソを吐くときは、
何を置いてもまず自分から騙さなきゃいかん。
私は女優、私は女優…念仏のように繰り返す。
アタイがウソを吐かなくなったのは、
こんだけの下準備をする作業がメンドクサイコトに他ならない。
今だから他人のコトのように書けるが、
正直、自分で自分が怖い。


最初に行なったのはマインドコントロール。
コレは思い込みが大事なので、
妄想大好きなうえに実体験もあったアタイには簡単。
シュチュエーション妄想。
親友の好きなヒトが気になっているアタイ。
(この際、B男の存在は無視。)
彼に告白され、友達と彼との板挟みで悩む。
平行線のまま数日が過ぎ、
気付いたら他の女がしゃしゃり出てきて持ってかれた。
その女は親友が妹のように可愛がってるコで、
2人は親友に隠れてやりたい放題。
親友ならばと思っていたが、
アンタにくれてやるほど甘かない。
奪い返してやるわ。
そうよ、私は彼が好き。(ナゼ)
…こんなモンデスカ。


仲間達に対してもよそよそしい態度をとり、
季節は夏。
「観音サン、なんか変じゃない?」
アタイの態度の変化に、とうとうOチャンがツッコミを入れる。
そして機は熟した。
アタイはOチャンとMチャンに告白する。
「実はA男のコトが好きなんだ。」
この時の2人の驚きっぷりは見事だった。
あっという間に不安顔になり、
ウソでしょーっ?と繰り返す。
ハイ、ウソデス。
そう言いたいのはヤマヤマだが、
敵を欺くにはまず味方から。(←完璧主義)


「ずっと言えずに悩んでたんだ。ごめんね。」
2人は頭を抱え込んだ。
「じゃあAチャンのコトで怒ってたのは…」
「好きだったから。」
「ただでさえ面倒なのに、観音サンまで加わっちゃったら…」
「ホント申し訳ない。友達やめていいから。」
イキナリの絶縁許可宣言。
もう引き返せナイ。
2人のコトは大好きダケド、
アタイは自分の目的の為に突っ走ると決めた。
「…で、どうするの?」
「Bチャンのトコへ行ってくる。」


アタイはBチャンが仕事している店へ走った。
迎え入れたOクンに目もくれず、Bチャンの目の前に立ち。
開口一番こう告げた。
「私はA男が好きだーっ!」(←やけっぱち)
…つづく。
2003年08月30日(土)


■ My追加 ■←エンピツ作家サマ専用お気に入り登録。



抗議などは受け付けません。 / 観音。