NINJA-TOOLS
  
☆☆ 観音デス♪ スッキリ毒を吐き出して明日もガンバルぞ♪(・∀・)9 ☆☆
■ HP ■ ■ BBS ■ ■ 目次 ■  ■ メィル ■
※ 初めての方はHPの注意書きをご覧クダサイ。
■ そのニジゥイチ。 ■

元気じゃナイケド眠くナイので参上。


ハイ。観音デス☆


「またまた〜。何冗談言ってんの?」
Bチャンは笑い飛ばした。
「冗談じゃないんです、コレが。」
「…本気?」
「そういうコト。んじゃ。」
言いたいコトダケ言って自分の店に戻るアタイ。
Oクンの視線が痛い。
がソレでイイ。
キミはBチャンを慰めといてクレ。
お人好しのBチャンはアタイに何も言わなかった。
というより、2度とアタイと口を利かなくなった。


アタイはOクンとOクン彼女に呼び出された。
「今までAチャンのコト色々言ってたのも、
Bサンの為じゃなくて自分の為だったの?」

「そう思いたければ思っていいよ。」
「何開き直ってんの?見損なったよ。」
「前に言ってたの、ホントだったんだね。」
「何だっけ?」
「観音サンは友達裏切っても平気なんだ。」
「平気じゃないから本人に直接言ったんでしょうが。」
「私達のコトもずっと騙してたじゃん。」
「ごめんね。」
「謝れば済むと思ってんの?」
「謝る以外に何もできないから。」
「もう観音サンの言うコトは信じないから。」
「もういいよ、こんなヒト知らない!」
そして2人はAチャン側についた。


MチャンとOチャンは、変わらずアタイと一緒に行動していた。
恋愛のゴタゴタと友情は関係ナイんだと。
「男が入ると女って変わるからねぇ。」
そう言って笑ってた。
そしてナゼか、AB女も仲間に加わっていた。
「なんか前より険悪だよね…。
AチャンはBチャンにベッタリだし。真っ二つって感じ。」

「そね。アンタも私と話してると何か言われるかもよ。」
「あー、私そういうのいいの。
私も観音サンみたいな経験沢山してるし、
ドッチが好きって言われれば観音サンちの方だから。」

つーかアンタの場合は勘違いが殆どなんじゃ…。
とは思いながらも、この時ばかりはAB女の妙な自信に感謝した。


それから数日後。
A男とAチャンが一緒の休みの日。
2人が一緒に遊びに出掛けているとの目撃情報を入手。
やっと見つけた。ホントに長かった。
アタイはBチャンをとっ捕まえた。
「話があるんだけど。」
「私はないよ。」
「今日、A男に告白するから。」
本気で頭オカシイデス、この女。
「何でそんなコトいちいち私に言うの?」
「私が言わなくても耳に入ると思うから。」
モチロンAチャンの口から。
「…勝手にすれば?」
「アンタも逃げてばっかいないでどうにかしなね。」
「私が何から逃げてるって?」
「ホントは気付いてんでしょ?」


大喧嘩だった。
好きな男が誰を見てるかなんて、
こう長い間、飽きもせずに見てりゃ分かりそうなもんだ。
「観音サンてホント馬鹿じゃないの?」
「アンタも相当馬鹿だろうが。」
「ホントに言うの?」
「心配しなくても振られるよ。」
「そこまで分かってて普通言う?」
「ちゃんとケリつけてあげなきゃ動けなくなるでしょ。
アンタみたいに。」
(←一言多い)
「余計なお世話。私はAのコトまだ信じてるから。」
「ハイハイ。んじゃ好きにしなさい。」
最後には2人とも笑って怒鳴りあってたから不思議。
というか不気味。


その夜。
アタイとAB女はA男の家の近くにいた。
「…何でこの状況?そして何で私まで?」
「抜き打ち検査ついでに。」
「抜き打ち検査って何?」
「さあ、何でしょうね。」
「こんなトコまで付き合ってんだから教えてよ。」
「A男が家にいるかどうか。」
「いなかったじゃん。」
「ウン。Aチャンと遊んでるの知ってんだけどね。
私、自分の目で確かめないと信じないの。」

「何ソレ。じゃあ今、Aと一緒にいるってコト?」
「そう。デェトじゃないかしら。」
「…はぁ。もうワケ分かんない。」
「コレから分かる予定だから。」


とにかく待ちましょう。彼を。
…つづく。
2003年08月31日(日)


■ My追加 ■←エンピツ作家サマ専用お気に入り登録。



抗議などは受け付けません。 / 観音。