デフレ、デフレと世間は騒ぐ。 良い側面と悪い側面があるそうだが、今日は恩恵にあずかったと思う。
仕事を終えて家に帰ると、部屋にはたくさんのいよかんが。 うれしい、うれしい。彼女が長崎屋で一個9円のいよかんを買ってきた。 もちろんサービスタイムであるが、まるでインドのような値段だ。 二人で3個も食べたのであった。
世間ではデフレで不安との声をよく聞く。僕が子供の時にはインフレで 不安だと言っていた人がたくさんいた。どちらにしても不安なようである。 バブルの時にこんな金ばかりの世の中おかしいと言っていた人間が、今は こんな不景気の世の中どうすればいいのかと言っている。この調子では、 おそらく彼等には一生心の安らぎなど手に入らないだろう。そう思う。 子供時代から老後まで、ありとあらゆることを心配し、不安になり、決して 安らぐことを知らない人々。さすがに死後は何も出来ない、だから死後には 心配することもない。そんな訳で墓に入ってようやくくつろぐのだろうか。 そうだとしたら案外お墓も大事なものなのかも知れない。
それはそうとオーストラリア牛の挽肉が100グラム39円だった。 同じ輸入牛でもオーストラリア産の方がアメリカ産のより美味しいと思う。 これで明日の夕食はハンバーグに決まり。たまねぎはタイ産のが国産のより ちょっと安かった。世界中からいろんなものが集まって自分の食べる夕食の 皿にのっかっている。これはよくよくイメージしてみると、すごいことだと 感じる。江戸時代だったらお殿様か大商人でも精々たまに日本国内各地から 特産品を取り寄せる程度だったであろう。すごいかもです。
デフレの時はデフレで楽しめるものを楽しもう。それしかない。 仕事がなくて暇だったら暇な時にしかできないことをしよう。 仕事がいそがしくなってお金が回ってきたら、お金を使ってこそ楽しめる ことを楽しめばいいさ。
その時その時の楽しいことを楽しむ。それでいいのだ。
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