2002年11月21日(木) |
武庫川の青(嵐山の紅葉画象NO.4付) |
朝から武庫川まで走りにいった。 途中の景色の中にも、綺麗な紅葉のあるところがあった。 気温が低いので、走ってると耳が痛くなった。 明日から自転車に乗る時はトルコ帽をかぶろうっと。
武庫川の西岸は、関西でも指折りのサイクリングロード。 以前は通学に使っていた。今日はただ走りに来ただけだから 全コースをゆっくりニ往復できた。
下流の方は、ホームレスの方々の青いテント、テント、テント。 昔からいくらかはあったけれども、いつからこんなに増えたのだろう。 淀川河岸や、武庫川沿いどころか、最近では御影や、大阪だと本町の 靫公園や、挙げ句の果てには阪神間最果ての地、666、悪魔の申し子 デミアンの数字が郵便番号最初の3桁の川西市の川西能勢口にまで ホームレスがいるという。川西能勢口でホームレスが外気に耐えて 生きていけるのか、ホームレスというより採集狩猟生活になってしまう のではないか、とか心配してしまう。
余談であるが、本で読んだところによると、ああいうテントが青いのは 青色で作るのが一番コストが少なくて済むからだそうな。 更に話が脇にそれるけれども、阿刀田高のエッセイで、昔の画家の青年期 の作品に青色を主体とした青っぽい絵が多いのは、当時は赤色の絵具が 高価でまだお金のない若手画家は好きなだけ赤色を使うことができなかった ことが大きく影響しているという話に阿刀田氏が驚くというくだりがあった。
なんだか、青色ってお金を節約することと関係のある色なのかも、とか。
武庫川を出て、西宮アクタに行く。ジュンク堂書店で、大学時代の恩師の 新しい本を発見。元気にしているみたいだ。
本屋を出て一階のうどんの四國で生醤油うどんを食べた。 パスタで有名な「壁の穴」系列の讃岐うどん専門店。饂飩屋の割に お洒落な感じでよろしい。
さて、それでは嵐山の画像4枚目。これは結構映りが綺麗かな。

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