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■ 今年は今日が春節らしい
お天気だけど、寒い日が続いている。
そして我家の近所にある中華街では、今日が春節、つまりお正月だ。 日本でも昔は旧暦を採用していたから今ごろが正月だったんだろうな、と思う。時代モノなどを読むときは、よくそうやって頭のなかで季節を変換したりする。忠臣蔵の討ち入りの日である12月14日(だっけ?)は今の1月中旬ぐらいだったのかな、とかね。
中華街では、青年会や中華学校の生徒たちが演じる獅子舞やパレードがあったりする。リュウはメンバーには入っていないが、リュウの学校からもパレードに参加するグループがあるらしい(中華学校との交流が盛んなので、その縁で)。
その中華街、歩いているとけっこう猫を見かける。どこかのお店で飼われている外猫かな、という感じの小綺麗な猫もいれば、公園で見かける野良猫よりも小汚い猫もいる。この前、てっきりこれは野良だろうと思っていた猫が、私と一緒にとある店(飲食店ではない)にススッと入って行った。どうやら、その店の飼い猫だったようだ。
あの猫たちは、この週末の人出と魔よけの爆竹に辟易しているんじゃないかな、と、日当たりのいい窓辺で寝くたれている我家の猫たちを見て、ふと思った。
何しろリュウが学校の社会の時間に習った知識によれば、年間でTDLよりも多い人数が中華街を訪れるのだと言う。確かに週末の人出は相当なものだし、大晦日(これは日本の暦の大晦日のこと)や今日のような春節、夏の関帝誕などのお祝いの日など、ラッシュ時のターミナル駅なみに混む。 平日の昼間は、案外のーんびりした町なだけに、みんなどうしているかな、などと思ったのだが。中華街育ちの猫たちだから、爆竹の音にも慣れているのかもしれない。
◆中華街には、よく行く。食材を買うために行くのと、その向こうにある区役所に行くために通り抜けるのと、そのさらに向こうにある大型書店に行くために通り抜けるのが大半……いや8割ぐらいを占めているだろう。 ご飯を食べるために行くのは、たまにPTAの集まりの後のランチやリュウの通っている学校の学年交流お食事会が多い。リュウと一緒に行ったりもするが、週末はどちらかというと中華街とは別方向にある中華屋さんに行くことのほうが多い(人出を避けて)。それも、リュウが地元のサッカークラブに入ってからは、機会がぐんと減った。
さて中華街のランチ。何しろ安い。 だいたい600〜850円前後で、一品(麻婆豆腐とか、鶏肉と銀杏炒めとか、海老チリとかetc、etc)+ザーサイやシュウマイ2個程度の小皿もの+ご飯+スープ+デザートだ。東京で勤めていたころ、まあ、時代もバブルだったりもしたのだが、ランチといえば1000円をくだらなかったことを思うと、ちょっと感慨深い。 PTAの集まりの後、数人で行ったりすると、そういうランチメニューを人数分、種類を変えて頼む。あれこれ楽しめてお得だ。多人数だと、ご飯もミニお櫃でくるところが多い。
これが幹線道路一本と川一本と裏道一本を隔てた元町になると、850前後〜1500〜円になる。1500のあとに〜がついているのは、タイプミスではなくて、本格フレンチの店などのランチ5000円、8000円といったようなものがあるからだ(いや、中華街でだって昼間からお一人様ン万円コースを食べることはできる。できるけれど、ランチメニューとは言っていない……はずだ)。
でもこの近辺のお店についてはマニアがいるから、私の知らないランチメニューもたくさんあるだろう(だいたい、普段の私のランチは、お茶漬けとか昨日の残りのナントカとか冷蔵庫に残っているカントカだ)。地元の人間よりもそういう人のほうが、妙に詳しかったりするあたりが、なかなか楽しい。
1月31日(金) * 朝−モツ鍋雑炊(昨日の鍋の残り) * 夜−モヤシとニラと牛レバー炒め、ポテトサラダ(タマネギ、ニンジン、キュウリ)、ワカメと麩と生牡蠣の酢の物、セリと揚げの澄まし汁
2月1日(土) * 朝−ミックスベジタブル入り卵焼き、ソーセージ、キムチ * 昼−タイ風ビーフン(豚肉、ナガネギ、マイタケ、ほうれん草、香草)、ワカメと小ネギの中華風スープ(ゴマ) * 夜1?−チーズバーガー、ポテト * 夜2−ハヤシライス(タマネギ、牛肉、トマト)
2003年02月01日(土)
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