にゃんことごはん
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 ジャン・コクトーの絵を見て、思い出したこと

二、三日前、ジャン・コクトーの生涯と作品を扱ったテレビ番組を見ていて、昔、このひとの絵を初めてみたとき、人物を猫みたいに描くひとだと思ったのを思い出した。初期の素描のような線画をみての印象だったと思う。繊細で、妙になまめかしい線が、猫を連想させたのだろう。

まあ、実際に猫を飼って見ると、猫もいろいろだなあと感慨深くもなる。ポッポは熊だし、神秘のオッドアイ練々はまんじゅうだし……。

でも、あみっちあたりは、コクトーの絵に近いかも。釣り上がった大きな目と、すんなりしたラインは、繊細でなまめかしい。

などと考えていて、ふと思いついた。

そうだ、ジュリナって何かに似ているとずぅーっと思っていたのだが、ルノアールの裸婦だ。あの油絵的なサビ特有の色味といい、豊満な体つきといい、まんまルノアールじゃないか。以来、ジュリナがタプンタプンのお腹を揺らしながら歩いているのを見るにつけ、「おー、ルノアールだ」と笑い転げる毎日。

ちなみにキラリンは、細い首と細い顔と釣り目具合がモジリアニ的だなあと思う。

天然のコクトーにルノアールにモジリアニ。贅沢じゃないか、ははは。
(今度は男の子たちで、なんか考えてみよう……)

◆最近、リュウがうどんに凝っている。いろいろなメーカーのうどんを食べ比べた結果、ご近所の商店街の手打ちうどんが一番、という結論に達したらしい。確かに、こしがあっておいしい。そこは、蕎麦や中華麺、おだんご、赤飯などもあって、どれもおいしい。ついつい買いすぎてしまうのだが、あっという間になくなるから、いいとしよう。

* 朝−サバとトマトとブロッコリーのチーズ焼き、鶏レバーの唐揚げ(おろしポンズ=昨日の残り)、しめじと大根のみそ汁
* 夜−鶏もも肉の塩焼き、ラム肉の野菜炒め(玉葱、にんじん、ピーマン、キャベツ)、パスタサラダ(きゅうり、小海老、サニーレタス)、もずくの澄まし汁

2003年12月08日(月)
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