 |
 |
■■■
■■
■ 桜海老を猫たちに強奪された本日の夕飯
猫を食卓にあげてはいけない、というのは、躾の面からというよりも、塩分の強いものや猫の身体によくないものを食べられてしまうことを避けるため、と、最初の猫ニャンを飼うときに言われた。
食べ物に関する猫の記憶は非常にいいらしくて、一度味をしめたら最後、絶対に狙われるのだそうだ。
でも、猫は食卓にあがりたがる。最初は、あれこれ防御していたが、そのうち諦めた。で、干物は拉致され、鶏肉は消え、帆立貝は蹂躙される。だれ、とは言わないが、ホットプレートで焼かれている肉に手を出そうとするアホもいて、目が離せない。食卓は常に戦場だ。食うことは戦うことなのだ。ひとりっ子のリュウは兄弟間の食の戦いは知らないが、猫相手の戦いは知っている。リュウの隙をついてそろりと手を出す猫たちと、さっと手をかざして防ぐリュウ。案外、動体視力の訓練になるかもしれない。
さて、今日の夕飯のメニューに千切りの大根と昆布(出しをとった残り)と桜海老の酢の物があった。カボスをかけていたので大丈夫と油断していたら、やられた。ニャンと練々が、うまいこと桜海老を前脚の爪にひっかけて捕獲し、そそくさと食べている。適当にカボスをかけたので、かかっていないところを狙ったらしい。
桜海老は、一応無着色で塩味も薄いものだったので、狙われるうっとおしさに負けて、ひとつまみニャンと練々にあげたら、さあ、大変。くるわくるわ、ジュリナにキラリン、自分では食べないくせに、みんながよってくるからやってきたショーに、あみっちまで。まるで桜海老祭りのような食卓の上と下。
そんな騒動をよそに、ぐーぐー寝ていたポッポが、なぜかいとおしく思えた夜だった。
◆頭の芯の重いのがとれない。風邪の後遺症なのか、肩凝りか眼精疲労が原因か。仕方ない、四十数年もの中古品だもの。車と違って乗り換えはきかないし。 さて、昨日に引き続き、昼食はサンドイッチ。というのも、リュウが来年中学になって給食がなくなったら、弁当はサンドイッチがいいと言い出したからだ。もともとご飯党ということもあり、パンは食事と言うよりはオヤツ感覚だったのだが、一度、サッカーの試合の日、ご飯を炊き忘れて急遽サンドイッチにしたら、これが意外なほど好評で、以来、試合の日のお弁当はサンドイッチが定着したのだ。確かに朝晩はご飯なわけで、だったら弁当がサンドイッチというのもありかもしれない。ということで、試しに、昼をサンドイッチにしているのだ。しかし、ダイエットとは無縁な運動部少年とはいえ、カロリー摂取のためにバターとマヨネーズを多めに、なんて、なんだか理不尽な気もする。
* 朝−昨日のみそ汁、チキンライス(玉葱、インゲン) * 昼−サンドイッチ(蒸し鳥とチーズとレタス、牛肉と卵とトマト、豚肉のハンバーグときゅうりとレタス)、クリームスープ(玉葱、牛乳) * 夜−ラム肉と野菜炒め(キャベツ、ピーマン、にんじん、にんにく)、かぼちゃのバター焼き、問題の(笑)大根と昆布と桜海老、白菜と下仁田ネギのスープ
2003年12月23日(火)
|
|
 |