にゃんことごはん
ごはん



 体温を気温が超える猛暑です 蝉も暑いか声もまばらに

蝉時雨というぐらい、夏は蝉の声がそれはもうミンミンと途切れなく降り注いでくるものです。
特に気温の上がる昼ぐらいから夕方までは、声を聞くだけで「あつ〜」と言いたくなるほどでしたのに、このところ、むしろ静かと言ってもいいほど。
余りの猛暑に蝉もダウンしているんではなかろうか、と心配になります。

その一番の暑さを記録した昨日から、リュウがサッカー部の合宿です。
4年まで部に在籍できるそうですが、来年は卒研に専念したいので今年で引退とか……小4から、ずっとサッカーをやってきた彼の、最後の合宿。
ちょっと感慨深いかも……。

小学校時代のクラブチーム、中学校時代の部活とクラブチームのかけもち、高校時代と大学の部活。
本人曰く「おっかし〜な、高校に入るとき、サッカーで学校を選ばないと決めた時点で、楽しく趣味でやっていこうと思ったはずなのに」、コーチとぶつかって部員が全員辞めても、一人残って活動していた半年のことを後で知って仰天したものです。大学に入ったら入ったで、同好会にでも入るのかと思えば、体育会のサッカー部。
試合だ遠征だというたび、週末だというのに朝5時おきで朝ごはんと弁当を作るのも、もう残り少な……。
ご飯ご飯と1日中、リュウのご飯のことばかり考えていたような成長期から、気が向けば自分でご飯を作るようになった昨今。
親なのでいくつになっても心配はするのでしょうが、少しずつ肩の荷が軽くなっていくのを、感じています。

さて夏といえば、ニャンちゃんのオシッコの出が気になるのですが、このところ安定していて嬉しい限り。
ニャンが来たとき小学校2年生だったリュウが大学3年(1年浪人してるからプラス1)ですから、ニャンは今年の10月ごろに15歳になります。人間で言うとお爺ちゃん。60台に他界した私の母はもちろん、父よりも人間年齢では長生き。私の母方の祖母は母よりも長生きしたので、ニャンにはぜひ祖母を超えて長生きしてほしいと望んでいます。

夏の心配事のもう一つが、ショーの食欲。夏に限らず少しずつ食べる量は減っていっています。もともと我家の猫のなかで、亡くなったあみちゃんと並んで痩せ型でした(というか、ほかが丸々していた……)。
なるべくカロリーの高いフードをと思うのですが、どういうわけかニャンと練々の減量対策のフードを好んだり、食べるときもがっつかず適量でご馳走様だったり。
ただ食べる意欲がないわけではなく「気に入ったものを気に入ったタイミングで少量食べたい」的な感じなので、ショーに限ってはご飯をねだってきたときには常に、新しいものを皿に食べきれる量だけ出す、ということを気をつけるようにしています。
何せ、食べ残しがあると漏れなく完食してまわる練々がいるので……。
その練々も、やはり年のせいか、以前ほどは食べなくなりました。だから、以前ほどまんじゅうではなくなりました。そうなってみると、以前の福々としたまんじゅう姿が、ほんの少しだけ恋しかったり。

キラちゃんも変わらず、洗面所と私の仕事部屋(両方のドアが廊下を挟んで斜に向かい合っています)を行ったり来たり。食欲はやはり少し落ちました。でもキラも、体重を落としたほうがいいと言われ続けてきたグループの一員なので、これぐらいがちょうどいいところでしょう。

さて、これから昼食。
焼きビーフンでも作りましょうか、自分ひとりのために。

2013年08月11日(日)
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