にゃんことごはん
ごはん



 ベランダで猫トイレを水洗うよ 夏の熱に抗うが如く

夏は暑くてそれだけでもうんざりなのに、蚊だのハエだの虫はたかるし、物は腐りやすくなるし……でも、週に1回、猫トイレを洗うときだけは、いやあ、夏っていいわぁと思います。ベランダで盛大に水を撒き散らすのも爽快、ほとんど水遊びしている子どもの心境です(それに比べると冬のトイレ洗いは寒くてねぇ……)。

9月に入ったと言うのに、熱帯夜の真夏日。カーテンで断熱しているリビングには直射日光があまり当たらないので穴倉のようですが、とりあえず涼しくて、風がありさえすれば、快適と言ってもいいぐらいです。
そういえば、日本では太陽は恵みの印(だから日本の旗は日の丸なのでしょう)ですが、中東では太陽は忌むべきもの、むしろ月が恵みの印という話を聞いたことがあります。だから、その地の国旗には月をモチーフにしたものが多いとか。
暑い地方では、太陽は恵みどころか人を苛む試練のようなもの。日が沈み月が夜空に浮かぶころ、ようやく昼間の熱から解放され、人心地をつく……、そんな文化もあるということです。

日本もこんな猛暑が続くと、季節感も昔とは変わるかもしれません。

最近、ご飯のことを書いていません。夏の総括として振り返ってみると。

朝ご飯は基本、自家製ナムルもどき(細切り野菜の塩もみゴマ和え)のビビンバとか、メインの具材がその時々で変わる(牛そぼろだったり、とり細切り肉だったり、豚コマだったり)のタコライスとか、冷製パスタとか、それの素麺バージョンだったり、うどんバージョンだったり……要するに「生野菜とたんぱく質と炭水化物を同時にお手軽に摂取できるメニュー」なわけです。

お弁当は、基本サンドイッチ。バターだのチーズだのマヨネーズだのを使ってカロリー補充、自家製コールスローと蒸し鶏、レタスたっぷり生ハム、海老とアボカド、酢漬けキュウリにソーセージ……その辺のローテーションに、ハニートーストといった甘めのメニューをプラスして。

夜ご飯は、帰宅時間が遅いときには、魚介類のマリネとか、豚しゃぶとか、ローストビーフといった消化のいいたんぱく質に野菜をあわせたり、納豆や山芋の千切りといったネバネバ系を付け合せにしたり、それなりに工夫しています。
帰宅が早いときには、それはもう、がっつりお肉お肉お肉、でも、付け合せのお野菜もたっぷり。サラダ、チャンプルとゴーヤも活躍してくれました。
あと、タイの香辛料、調味料は、トムヤムクン、鶏のココナッツミルクスープ、バジルチキン、海鮮の唐辛子炒め……などなど。
忘れてはならない四川風辛さには、豆板醤に中国山椒。豆腐だけではなく、野菜炒めも、風味を増します。

ちなみに、この日記に残しているのはリュウのご飯メニューです。
私自身は、起きたらコーヒーを飲みながら、リュウの朝ごはんと弁当を作りつつ、その一部を自分の朝ご飯昼ご飯として取り分け、夜はリュウのおかずを作りつつ、一部を酒のあてに摘み……という感じです。
と言うと、まるで私が少食なように見えますが、実際には自分のツマミを作っているのか、ご飯のおかずを作っているのか、どっちなの? と言うほど、境界線は曖昧です。
リュウが、酒のツマミみたいなオカズを(それがメインのおかずではないものの)喜んで食べるのは、たぶんに私のせいでしょう。生シラスとミジン切りにしたオクラの和え物が取り合いになるという時点で、絶対、我家の食卓はおかしい、と思います、我ながら(でも、最近のマイブーム、リュウ的にもブーム)。

2013年09月01日(日)
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