会期4日目 〜希望を持ちなさい。 2001年07月12日(木)
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今日の画廊。
今日はセンセイが来た。センセイは、相棒の中学校の先生で、結婚式の仲人さん。いろいろと活動をしている、精力的で面白い人。
ちょうど落ち込んでいたので、いつものように「(人にいろいろ言われて)落ち込んじゃってー」と言うと、いつもの通り「大丈夫だよ。心配することないよ。」といつかも聞いたセリフ。
「ケイコちゃんの絵を悪く言う人は、ケイコちゃんが上手くなるとがまずいと思って言うんだよ。画家なんでしょ?みんな」と訛りのある独特のしゃべりでおっしゃる。そりゃー買いかぶりだよ。
今までで一番の買いかぶり。
そんなことないに決まってるじゃん。(^^;
センセらしい励まし系ギャグ。
「海外に行きたいの?フランス?」というから、
「イタリア行きたいっすねー」というと、
「僕の教え子でイタリア行った子いたよね、おかあさん」と奥さんに話しかける。
「子供はおばあちゃんに見てもらって行っておいで」
これも励まし系ギャグか?
「希望を持ちなさい」
帰り際に言われました。絵、描きたいなぁ。描いちゃえ!と、会場内で暇なときせっせせっせとクロッキー帳に落書きをしていました。線がこまかく交差するのが好きだ。
次にどうなるのか?どう発展させるのか?
どうしても今考えたかった。
何を言われようと、自分の世界を守れるのは自分しかいないんだなぁ、という気持ちを、改めてかみしめる。あ、でも帰りの駅でPHP買っちゃった。
自信のなさそな作家から、作品を買うか?買わないだろうなぁ。
……なんて、思った。シャチョーが来て「これ、会社に飾ろう!」つって買ってくれたけれど、嬉しい!!!っつーよりなんかホッとしたよ。あ、これで次回も展覧会できるかもー。その後、いろいろと知っている方が来て、長話をしたりして。
一人の方はやっぱり会社辞めて、森の木を見ながら絵を描いているんだそうだ。
「昼間の光じゃないとダメなの、私だから会社辞める気になったんだと思う。」
というのが印象的だった。
by HPY
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