絵画制作日誌    Diary INDEXBACKNEXTHOME GALLERY


会期5日目 〜少し余裕〜絵との対話         2001年07月13日(金)

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今日の画廊。

考えてみれば会期が始まってからも、夜2時より前に寝たことがなかった。理由はメール書いたり掲示板書いたり、まぁ月曜日朝は展覧会はがきの宛名書きしてたり。
眠いと不幸だ。メール書きも一段落したので、昨日はゆっくり寝た。

朝、いつものように保育園に行ったら指輪をなくした。結婚指輪。これをなくしたら「離婚」ということになっているので(笑)、青ざめた。一瞬。
13日金曜日に不吉な予感はしつつも、なんとなく楽観的な気分になって「指が寂しい〜〜、でも軽い〜〜〜〜」とルンルンしながら会場に向かったのであった。なぜだ?(^^;
(結局指輪はありました。あー良かった)



ヤな事と言えば、親しくなった人の態度がぞんざいになっているのが気になる&気に入らない。なんつーか、私は踏み台じゃないんだよ!家族でも友人でもないんだ!自分の身内のようにプライベートな事をみんなに言いふらされちゃ困る。自虐的になるのなら、自分の事だけにしてくれ!ゞ( ̄∇ ̄;)

……と叫びたいぞ!怒っているぞ!。
  (↑実際は和を重んずる性格が災いして、熟考の末、回りくどいことしか言えん)
そういえば前も似たようなことがあった。同じ人と同じようなトラブルに陥るならば、多分これからも何回も同じ穴に落ちるでしょう。つきあいやめるか?まぁ、当分距離を置くということで。
あー、やっぱり一番頭に来るのは、私が怒っていることに全然気がついていないことかも。
ぷんぷん。(ー"ー)


まぁ、愚痴はこの辺にして。
クロッキー帳の制作メモより。

今日は素晴らしいお客さんがいたんだよな。

私はもうさすがに人慣れしてきたんで、お客さんが来てもいちいち立たずに本を読んでいた。あの狭い会場、私の事なんか目にも入らず、作品をじっと見ている。見ている。見ている。1周して、また最初から見ている。近くによる。遠くに離れる。また1周して、また最初から見ている。

至近で見てくれるお客さんは嬉しい。多分細かいところまで見てくれようとしているんだろう。でも、ここまで見てくれるお客さんは初めてで、まるで絵と対話しているように感じた。すごく嬉しかったよ。じっくり見てくれる、というだけで、どうしてここまで喜ばしいのだろうか?
そのお客さんは一言も言わずに見るだけ見て出ていった。
「ありがとうございました」


画廊のオーナーさんも来た。いろいろと話して。それが画廊さんの役割なのかもしれないけれど、とりあえず否定しないのね。次に何をやるべきか、多分作家しか知らないし、作家は個展会期中に、次に何をやるべきかの答えを自分なりに出しているのだと思う。それが分かっているような気がした。

by HPY


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