絵画制作日誌    Diary INDEXBACKNEXTHOME GALLERY


4日分         2002年01月28日(月)

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1/25金
なんか疲れちゃった。眠いし。
チビがおねしょする子になってしまって、毎朝シーツを全とっかえして洗濯している。
昨晩仕事で遅かったので、今日はあまりに眠く、気力もなかったのでお昼寝してしまった。パソコンの前に座りながら、気がついたらすごい確度をつけて寝ていたよ。ははは。
首がおかしくなるかと思っちゃった。

夜。ビデオ屋さんに行って、マディソン郡の橋を借りてお隣で観る。お義母さんのリクエスト。主婦の不倫の話。魔がさすというか。

彼女の行動にはシンパシーを感じないけれど、切ない思いは分かるような気がする。

ラストだけ観た相棒に言う。「私、浮気はしないけれど、ああいう気持になったら家出して一人旅に出るわ。」相棒はしばらく考えて、「俺は浮気はしないけれど、出家しちゃうかも」、と言う。うーん、なんだか似ているねぇ、と苦笑い。

一人旅と言えば、夢をみた。現実可能な白昼夢。例の外描きのこと。あぁ、車があればできるじゃん。100号持ってさ、適当なところに立てかけて、現場描きするの。いいじゃんいいじゃん。今年の夏以降、免許を取ろう。やっと夢をみられる。旅にも行ける。風呂屋にだって行けるぞ。相棒がいないとどこにもいけなかったからなぁ。うん。人殺しをする可能性のある免許を取る努力をする気はあんまり持てなくて、ずるずるとこのまま歳を取ったけれど、ここらで一発自動車免許を取るか。ちょっと楽しくなる。

バイクだとB3以上のスケッチブックやパネルを持ち運べないからなぁ。

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1/26土
今日は午後から雨か雪の予報。なるほど、寒いや。
チビと一番近い図書館へ行こうと誘うが、ばばの家で遊びたいと断られる。一人で行って、本を借りた。
チビ用には「しーーっ!ぼうやがおひるねしているの」タイの絵本。絵がとても奇麗。

その後、食料品を買いこんで、夏にはほとんど通い詰めていた近所の喫茶店へ。「お久しぶりです」と声をかける。「キリマンジェロお願いします」。

グァテマラやマンデリンにもよくトライしてたけれど、やっぱ一番しっくりくるのはキリマンだわさ。

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1/27日
今日は朝から雨。昨晩、わたしが風呂洗いに帰宅していた時、ばばの家で相棒がこっぴどくチビをしかったんだそうだ。この頃おもらしの癖がついてしまったチビ。そうしてまた今日もたっぷりおねしょを決めてくれる。お昼寝、夜と毎回のおねしょで、シーツもズボンも室内干しでまだ乾いてないのよ。さすがの母も怒ってみる。しかし、それは逆効果だったことに後で気がついた。

生理的な事だものね、怒ってもびびるだけで治せるわけでもない。
そうして朝、昼、次の日の朝と、毎回おねしょ布団をかかえて洗濯に精を出している。というか、出さざるを得ないのだが。

でも、いらついていたのか、またチビをばばの家に押し付けて、チビはばばの家の方が好きなので大いによろこんでいるのだが、フォントがイカレタパソコンの大手術(再インストール)を試みる。

半年に一度くらいのペースで再インストールをしているので、さすがに慣れたものだ。

これを機に、メーラーのバージョンをあげる。やっと。
ブラウザはインターネットエクスプローラー…は最新バージョンをダウンロードするのに30分以上かかることが分かる。セキュリティに問題があり、最低スペックもギリギリ、レンダリングもさほど早くないIE6の為に30分待つ気はない。もちろんネスケも重くてうざい。もっと軽いブラウザがいい、とOPERAにした。

広告が出るのがちとうるさいが、カスタマイズしてまぁまぁいい感じ。当分これを使っていこう。

ヘッダーに文字コードをきちんと入れないと、正常表示にならなかったりして、いくつか見られないページもあるのだが。

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1/26月
今朝はバイクに乗らなかった。ちょっと具合が悪いし寒くてめげた。でもこれが良くなかった。朝、寒い思いをするから反動でその日の活力が出てくるのかもしれない。相棒がくそ寒いのに定期的にジョギングに行く気持が分かる。
結局その日は寒くてストーブとパソコンの前にかじりついていたよ。冬は寒くて現場描きできません、なんて、情けなさ過ぎる。

そういう情けない気持を鉛のようにかかえてお風呂に入った。チビ、チビはそんな気持は知りようもなく、相変わらずはしゃいでいる。ママといることがひたすら愉しいようだ。
「大きくなったねぇ」といつものように感想を述べ、「大きくなったら楽しいことがたくさんあるでしょう?」と軽い気持で尋ねる。
「でもねぇ、大きくなるとかなしいこともたくさんあるんだよ」と生意気にも言う。
「とっとこハム太郎の歌でそう言ってたよ」
「そう…。うーん、そうかもねぇ」と私が神妙に言う。
「僕ねぇ、楽しいことは広いところでいっぱい走ることだよ」ほ、おもちゃで遊ぶことじゃなかったの。大きくなったから走る方が楽しくなったんだね、と相づち打とうとすると、それより前に、
「かなしいことは、つるつるしているところで滑って転ぶこと」

なんか微笑んじゃったよ。わたしゃ。
あぁ、明日からまた頑張ろう。

by HPY


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