休み中にお絵描きをする 2002年02月24日(日)
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◆金曜日
チビが病気なのでおつきあい。
◆土曜日
チビが少し元気になったので、近所の喫茶店に連れて行ってみる。
が、気持ち悪くなっていたので慌てて帰る。
朝も夜もビデオを見てた。
朝はワンピースでしょ。
夜はロケット少年。これが面白かった。
最初は小さなロケット。だんだん大きくなってきて、ラストでは1mくらいの手製ロケットが、まっすぐ垂直に、飛行機雲をたなびかせながら飛んでいく。
それだけで「うわーーー!!」って感じ。
物体が空を突き進んでいくだけなのに、こんなに感動するなんて。不思議。
お話は実話。NASAのエンジニアの「ロケット少年」という自伝を映画にしたもの。洋題「October Sky」、邦題「遠い空の向こうに」。ビデオ屋の紹介に『地味で公開当時はさほど話題にならなかったが、口コミでじわじわと広がった映画』と書いてあった。
まさにそんな感じ。私からもお薦め。
ただ、題名は『ロケット少年』『Rocket Boys』の方がインパクトもあっていいような気がするけれど。
◆日曜日どうせチビは外に出られないので、開き直ってお家で絵を描いた。
一人でなにやら洗濯ばさみで一生懸命遊んでいる。モデルにいいじゃん。相棒は昼もぐうぐう、夕方もチビと添い寝でぐぅぐぅ、寝だめをしている。禁煙する、という舌の根も乾かない内に、煙草を買ってしまう。
絵の描き始めとセットになっているのよね……。
夕方、ちょっと気晴らしに外に出る。バイクで。
相棒が「行って来れば」と言ってくれたので、一人で風呂屋にも行く。バイクで。
まず図書館へ。いつもは行かない図書館だが、問題なく辿り着く。
5時には早々に追い出され、図書館からそう遠くないはずの風呂屋を探してさまよう。
場所、ワカランぜよ。(^^;相棒がいないと道も分からないとはクヤシイので、1時間ばかりウロウロしてやっと辿り着く。あぁ良かった。
さ、サブい。
あまりに体が冷えたので、すぐには湯船に入れない。温度調整のできないシャワーも使えない。仕方ないので膝下だけなんとか湯船に入れて、体が温まるのを待つ。
その横で、太った男の子が潜水していたぜ。熱いのによぉ。
風呂屋は楽しい。人を見ているのは楽しい。
いろんな体系の人がいるんだなぁ。乳房が垂れているのは年齢に関係ないらしい。
そんな気持ちで見ていたら、みんないろんな姿勢でたたずんでいるので、ポーズがたくさんあってめちゃくちゃ楽しかった。
子供もたくさん。子供とお母さん。
で、妊婦さんもいた。
妊婦さんでありお母さんである女性と、小学生くらいの女の子。
いとおしそうに腹をなで、動くのよと女の子に触らせている。
とっても柔らかな場面だった。いいなぁ。帰りはまた迷って、1時間以上さまよっていた。寒いよもう。冷え冷え。
結局うちに帰ってまた風呂に入っちゃった。
夜、日曜美術館を見る。
田村一村。
家族で感動していた。田村一村って、日曜美術館で取り上げられて人気が出た作家なのね。もしテレビ放映しなかったら、あのまま無名だったのかもしれないと思うとちょっとコワイ。奄美大島へ世捨て人。その後の番組で山本なんとかという人の話をやっていた。シベリアで死んだ人。遺書を仲間が暗記して家族に届けた。世間渡りがヘタで、夢破れて死んだ人たちでも、伝える人がいれば伝わるもんだ、と感動する。
by HPY
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