絵画制作日誌    Diary INDEXBACKNEXTHOME GALLERY


勝手に怒っている         2003年06月02日(月)

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80号をかついで、電車で西大井へ行く。
追加料金取られるんじゃない?とか冷やかされたが、
意外に大丈夫。っつーか大丈夫だよ、145×120ぐらい。
以前団体で100号運んだことを思い出す。あのときより楽。
そういやあのときは半徹だったからなぁ。

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そうは言っても階段でがっつんがっつんぶつけたので、
角の方、キャンバスが少し切れちゃった。
前は段ボールで3角にアテをしたっけっか。

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アトリエで描きだして1時間で、テンペラ白がなくなった。
それから黄色。後は黒と鉛筆だけ。
鉛筆も短かったのか、擦れてまたたくまになくなった。

「大作って画材がたくさん必要なのね」と言ったら、
「そうなんですよ」と笑われた。(+_+)

明日はもっとたくさん絵の具を持って行かなければ。
アトリエの冷蔵庫が壊れているのがイタイ。

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しょうがないので、美術館に繰り出す。
東京・ブリジストン。…おっと月曜休館。

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津田沼で降りて画材の買い出しに。

あそこの店員さん、どうも慇懃無礼で腹が立つ。
注文しながら急いでいると伝えているのに、全然手順がつかめてないようで
待ちぼうけ。結局時間切れ。それでいて先払いでないと注文できないと、こういう。
木曜日にまた来られますと言うと、発注はそれ以降になると。

ちょっと待ってよ、わたしが時間切れになったのは、あなたたちが価格表のありかが分からなくて伝票を書けなかったからじゃないの、と食ってかかりそうになる。

仕方がないから走りながら「また明日来られたら来ます」と言うと、店員さんの顔はどこふく風で、「大変じゃないですかぁ?」。大変に決まってるじゃん!(-_-メ)。
客の気持ちをそこまで察したら融通利かせてよ。
内金でもなんでも払うからさ、
ここの店員はわたしのこと、同校講師だと知っているらしい。
知っていてもこの有様。

って、この店、やっぱり安いしか取り柄がないのかなぁ。


信用されてないのかと一瞬憤るが、わたしも昔は同社で働いていた身分。
はぁ、とため息。

信用されていないのは実は店員の方で、
店員というか、パートの女性陣の扱いは社の中でもロクなもんじゃない。
チーフの正社員がいないと何一つ決定権を持っていない。
教えられるのはトラブルを防ぐためのハウツー。直接接客するパート店員は、上司と客との板挟み。
リスクを避けるために自分たちを正当化し客を非難するような会話、何回も耳にするけれど、あんまり気持ちのいいもんじゃない。


昨日の映画じゃないけれどさ、これってあんまりいい状態じゃないと思う。組織として。
以前も古い体質の中小企業と思ったけれど、また改めて強く思う。硬直化してるなぁ。
仮にも客にこんな気持ちを抱かせては、サービス業として失格だよ。

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…と怒りながら帰る。

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今時間がないじゃん。時間に追われているじゃん。
時間がないとき、疲れているときは、怒りっぽくなるんだよねぇ。
…とまた思い直して、帰る。

by HPY


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