- 2009年09月28日(月) 疾走
夜の横浜港。 景気よく花火が上がっていった。 開港150周年のイベントのフィナーレの一幕。
それを横目に淡々と作業をする。 荷物の箱詰め、そして車への積み込み。 積載ギリギリで、22時に横浜を発った。
高速道路1000円。 ありがたい恩恵を受けながらひたすら走っていく。 ほとんど変わらないエンジンの回転数、スピード。 流れていくオレンジの街灯に徐々に速度感が麻痺した。
ハイウェイバスやヤマト便のトラックと競争するわけでもなく。 同じ流れにずっと乗っているだけ。 それでも日中からずっと動いていたので疲労はかなりのものだった。
仕事ってのはやってみると、辛さが分かるもの。 長距離の運転手さんってのは本当にしんどいと思う。 毎日、毎日、どうして日本を往復し続けなきゃいけないんだろう。 そんな風に感じることもあることだろう。
夜のサービスエリアに集う車はそんなバスやトラックたちがほとんど。 大きな車体のひとつひとつに苦しみを垣間見た気がした。 それでもやはり、運転手さんたちはプロなんだよね。 途中で見かけた無謀な運転は全て自家用車だった。
目的地までは500km。 運転手は2人なので最初は2時間交代。 それから集中力が持たなくなったので1時間交代にした。 冷房に音楽、コーヒーなどなど。 眠気覚ましの助けも借りて、空が明るくなる頃にようやく到着した。
自分の車がこんな所にあるのが不思議な感じ。 いっぱい頑張ったから、今から神戸サウナで仮眠でも取ろうと思う。
まだまだ道のりは半分。 安全運行で頑張ります。
|