- 千秋楽 -
 1週間(以上)ぶりでお久し振りで御座います。
書かない時に限って情報満載なKinKi Kidsで困ります(笑)
色々ありますが、本日はサラッと書いて本題アテルイに行かせて頂きます。

■リモート
やっと光ちゃん出演ドラマ!原作はちょこっとしか読んでませんが
クールで冷徹な光ちゃんが見れるのかぁ…と楽しみになってます。
しかし「引きこもり」今ちょっと印象悪い…ですよね?
つい先日の引きこもり男性による爆破自殺とか。
この設定、上手く生かして頂きたいですが、さてどうなるのか。
それよりも深キョンは刑事なのにあの走り方なのだろう。
それがとても気になる。刑事で深キョン走りはダメだと思うぞ。
主題歌は深キョンかな、と読んでます。KinKiはエンディング又は
挿入歌では?(しかし歌手としてはKinKiのが話題性あるのかな?)

■堂本剛の正直しんどい(仮)
うまいタイトルつけたもんだな、と感心しました。
タイトルだけでつよっさんを表してますよ!
最近のつよっさんてダルそうだもんなぁー。ハキハキ、キビキビと言った
言葉がまったく似合わない人になってしまって(苦笑)
つよちゃん堂の時みたいなマニアックプレイ(?)に走らない事を祈る。
(あれはホントに”剛マニア”向けだったから…。)
いい構成作家が付くといいなぁ。(頼むよテレ朝!)



 アテルイ千秋楽に行ってまいりました。とにかく観られて良かったです。
これは観なきゃ損するというか大後悔しただろうと思う。
久々に舞台観て泣きましたよ〜〜〜。
荒覇吐(あらはばき)の神の最後のシーンはかなりやられました。
アテルイの運命の女、立烏帽子(たちえぼし)と偽り最後までアテルイと
蝦夷(えみし)の地を守ろうとしていた蝦夷の神「荒覇吐」。
戦を終わらせる為アテルイが田村麻呂と和平を結ぼうとするのを
阻止しようと身分を明かし、アテルイに戦神として戻るようするも
民の平穏を願うアテルイによって剣で鎮められるのですが、最後の
「---- 神とは口惜しいのう--------」は女としてのセリフ。
それまでの荒々しい戦人であった彼女とは思えない、しっとりとした
女性的なセリフと表情はかなり胸に詰まるセリフでした。
返すアテルイの「蝦夷の長も口惜しいわ…。」
荒覇吐「…口ばっかり」
アテルイ「いずれ我が魂はあなたのもとに行く」の言葉と共に荒覇吐に
剣を振るうあのシーンの切ないこと。
田村麻呂と鈴鹿のようなラブシーンは一つもないアテルイと立烏帽子
でしたが、だからこそ、この最後はグッとくるんですよねぇ。
お互いがお互いを思い、また蝦夷の地を思いそれぞれの滅びの道を歩む。
(最後の役者さんが挨拶に出てくるシーンでも、立烏帽子役の恵姉さんが
出てきただけで泣きそうになりました(笑))

しかし、これだけで話は終わらない所がかずきさんの脚本のすごい所で。
最後の最後まで息もつかせぬ展開で3時間以上の舞台でしたが、時間を
忘れる位素晴らしかったです。
(鈴鹿が意識を取り戻すのは出来すぎだなぁと思ったんですけどネ(苦笑))

染さんと堤さんの両雄の舞台での存在感と動きの良さ。
この人たちはホント舞台映えしますねぇ。特に染さんの動きが阿修羅城に
比べ格段に良くなっていて目を奪われました。
殺陣シーンがあんなに格好いいなんて。JAC出身の堤さんより日本刀の
せいか非常に栄えるですよねぇ。
それに上半身脱いだ時の体の良さ。もっと痩せてる方だと思ってましたが
すごい鍛えてらっしゃる!胸板の厚さや、腕の筋肉。
白い肌と相まって非常に美しかったです。
セリフ回しも阿修羅城に比べてなめらかで、歌舞伎ちっくな感じが抜けて
いるのが良かったなぁ。
しかし本当に美しいアテルイでした。女性的な美しさではなく、男性的な
美しさ。あぁ、もっかい観たいなぁ。でも千秋楽だからもうないのよね。
そりゃあれだけ良ければ当日券の為に徹夜するヤツもいるわな(苦笑)
なんだかその方の気持ちがわかる気がいたします。

そうそう舞台初の水野美紀ちゃんは、思ったより大健闘!
笑いのシーンもしっとりした所も、殺陣も頑張ってました。
そしてアドリブやりすぎて染さんに「早く突っ込んでよ!」と振ってる
彼女がかわいかったv
でも、もっと普通の女を演じて欲しかったなぁ。彼女はどこかにいそうな
普通っぽさがイイと思っているので”鈴鹿”のような特殊な運命の女
ではない方が。むしろ髑髏城の沙霧のような女がいい、と思ったのは
私個人の意見なんですが。
今回はアテルイと田村麻呂が対のように、立烏帽子と鈴鹿が女性版アテルイ
の戦いなので、鈴鹿の印象が弱いのも仕方ないのかな。
なんせ立烏帽子は西牟田恵ねえさん。あのハスキーボイスの迫力と存在感に
対で立つのは大変です。そう考えると大奮闘だった、と言えますね。
恵ねえさん、本当に良かったんですよ。役者に向けられる拍手でも
美紀ちゃんより多かったですしね。(これはひいき目でなく本当に。
腕を高く上げて拍手するお客さん、桟敷から観ていてかなり多かった
んです。もちろん私もその一人ですが…)
私自身大好きな役者さんってのもあるんですが、色気があって迫力もあって
踊れるし殺陣の動きもイイ。歌もうまいし。

今回の舞台は新感線にはめずらしく一切歌なし!ってのも新鮮でした。
それに勧善懲悪なの。
いつもは悪役には悪役なりの哀しい定めがあったりするんですが、アテルイ
では悪いヤツは最後まで悪いヤツでした。
蛮甲(ばんこう)あたりは、新感線お得意のコウモリ的悪役で狡賢くて
かっこわるいんだけど憎めない悪役だったんですけどね。
そういや蛮甲役のいっけいさん。本日遅刻されたそうでカーテンコール時に
罰ゲーム。俊ちゃんの「哀愁デート」を振り付きで踊ってくれました(笑)
会場大盛り上がり!!
役者さん達は、両花道で座って観てて面白かったですよ。
みんなニコニコ笑って観てるのに歌い終わったら大ブーイングしてて(笑)

まこりん、じゅんさん、潤ちゃん(新感線的にはジュネ様?)の感想は
また明日。
千秋楽、カーテンコールで気になる事もあるのですが、ちと書いていいのか
分からないのでファンサイト様の状況を見て書こうかな。
かーなーり毒々しいので書くべきか悩んでたり…。
2002年08月28日(水)

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