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2001年06月08日(金) 陰謀の世界

先頃ネパール王室で起きた国王ら王族の射殺事件に関して、
現地では陰謀説が渦巻いているようです。
結婚に反対された皇太子の犯行とされていますが、
肝心のその皇太子も死んでしまったのですから、真相は藪の中です。
しかし一説には、国王の弟である新国王親子の陰謀で、
皇太子もまた犯人に仕立て上げられて殺されたのだとか。
何やらケネディ暗殺と、その犯人とされたオズワルド殺害を思わせる筋書きです。
陰謀を信じている人たちにとっては、陰謀はなかったと説明しても、
所詮それ自体がますます陰謀説を裏付ける証拠になってしまうでしょう。
だから陰謀論の世界には終わりがなく、はまると無限循環に陥ります。
そう言えばケネディ暗殺にも諸説あって、
中には、ケネディがUFOの秘密を暴露しようとしたので殺された、
という話もあります。
ケネディ暗殺に関しては、私は陰謀っぽいと睨んでますが、
でもUFO陰謀説だけは採れません。
しかし、さほどUFOがらみでの陰謀説も絶える事がありません。
UFO存在の事実が明らかにならないのは、
政府、特にアメリカ政府が隠しているからだ、という、UFO陰謀論です。
実際には、隠しているわけではなく、UFO関係の文書は明らかにされたのですが、
ただそれは文字通りUFO(未確認飛行物体)に関する情報であって、
空飛ぶ円盤を捕まえたとか、宇宙人の死体を隠しているとか、
UFOマニアが望むような記載はなかったと言う事のようです。
しかしそれでもめげないのが陰謀論者で、
むしろ何も出なかったことそれ自体が何よりも雄弁に
政府がUFOを隠している証拠を示している、というわけで、
ますます陰謀に確信を抱いて行きます。これはもう話は堂々巡り、妄想の世界に近いです。
あった事なら証明できるが、しかしなかった事を証明するのは難しい。。。
いやUFOの真偽は知りませんけどね。



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