Memorandum
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2001年06月18日(月) ポピュリスム

先週末からいろいろニュースはあったんで、
目に付いたところだけ、一応簡単に。

山形、富山に続いて金沢大学でも入試ミスが発覚、
本来合格していた受験生が不合格にされていたとか。
週刊誌の見出しに「青春を返せ」とありましたが、
受験生にしてみればその通りでしょう。
何と言っても、学歴社会で大学の合否は当面のゴール、
人生変わってしまいましたからね。
「知らないままの方がよかった」との声が切ない。
お気の毒です。

訪米中の真紀子外相、
留学時の思い出の地フィラデルフィアを訪れたことに対して、
公私混同との声。
重箱の隅をつつくような批判はくだらないです。
それを言うなら、歴代の外相(男)は何をしていたものやら。
(もしかしたら、王侯貴族のようなホテルの豪華ルームで酒池肉林の宴とか(笑)。)
そう思えばたかが旧友との再会、健全なもの。
肝心なのは外交の中身の方です。

一方、国内では参院選の前哨戦とされる東京都議選がスタート。
相変わらずの小泉人気、そしてふがいない野党、特に民主党。
小泉政権誕生以来、ポピュリスムと言う事が言われます。
大衆迎合主義と訳すようですが、
むしろ大衆の方が政権に迎合しているのであり、
そして小泉人気を恐れて、その大衆にまた野党が迎合しているのが実態では。
対立軸をはっきり打ち出す野党の王道を歩んでもらいたいものです。
尤も、頑固に護憲しか言わない前世紀の遺物政党は論外ですが。


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