Memorandum
Memorandum
− メモランダム −
目次過去未来

2002年04月22日(月) 極右が台頭

日本ではなくて、フランスの話。
大統領選の第1回投票で、極右・国民戦線のルペン氏が2位に食いこみ、
社会党のジョスパン首相は予想外の敗退。
ジョスパン氏は政界引退を表明するとともに、決選投票では極右進出阻止のために
左派勢力がシラク現大統領(保守派)へ投票する事を呼びかけた、とか。
また、極左勢力も合わせて全体の10%超える投票を獲得し、
最右翼と最左翼に支持が流れた格好です。
なんだか、ヒトラーがヒンデンブルク大統領と争った時の
ワイマール・ドイツみたいになってきました。
それに比べれば、日本では「右」といっても、たかが小泉や石原慎太郎程度。
欧米なら保守派の範囲内でしょう。

その小泉首相は昨日、突然の靖国神社参拝。
首相が靖国に行こうが行くまいが、私にはどちらでもよく
別に大した事じゃないと思うのですが、
8月15日の靖国参拝を大見得切っていた昨年の段階からすれば全くの後退、
アレは一体何だったのだという気がします。
靖国に行くと言えば、中国や韓国、そしてそのお先棒担ぎの日本のマスコミが
大喜びで大騒ぎするのはわかり切った事。
それでもあえて行くと言うからには、余程の強い決意と深い認識があっての事かと思ったら、
何の事はない、単なる不見識でした。
それとも、たまには中韓を刺激して、彼らが日本から譲歩を引き出す
きっかけでも作ってやろうという、手の込んだ友好策でしょうか。
んなわけないか。


who |MAIL


My追加