Memorandum
Memorandum
− メモランダム −
目次過去未来

2002年11月02日(土) 拉致問題の今後の方向性

先日、2日間にわたって行われた日朝国交正常化交渉は、何ら進展なく終った。
とりあえず今のところは、従来になく強気な日本の外交姿勢が評価されている。
しかし拉致問題の解決が長引くにつれ、やがて日本政府への風当りが強くなる事が予想される。
つまり、北朝鮮に残して来た子供たちと5人の拉致被害者が引き離されたままの状態が続けば、
情緒的に同情論が巻き起こる事は必至なのである。
彼らの子供たちのためにも一旦、5人を北朝鮮に還した方がいいのではないか?!、という声が、
ちらほら聞える。既にワイドショーではそのような傾向が見られるようだ。
そして、思わぬナショナリズムの高まりに攻め手を失っていた反日の頭目・朝日新聞あたりは、
手ぐすねを引いてそのような世論の台頭を待ちうけているように思える。
彼等・国内の反日勢力が北に連携して、一気に反転攻勢の機会を窺っている事は
先日のキム・ヘギョンへのインタビューでもあきらかだ。
だが、騙されてはいけない。

そもそもの非は、日本人を拉致した北朝鮮側に、一方的にある。
従って、北朝鮮が家族分断を招いた張本人なのだ。
北を非難こそすれ、日本には何の非もない。
むしろ子供たちを拉致被害者の親元から引き離し、人質カードに使っている事こそ糾弾されるべきだ。
今後もあくまで、世論をこの方向に統一して行くべきだろう。

朝日新聞の、反日を意図した情緒的な宣伝に惑わされてはならない。


who |MAIL


My追加