近々朝日新聞が社論を大転換し、改憲容認へと踏み出す、という一部情報があるそうだ。
(テーミス2002年11月号http://www.e-themis.net/search/mokuji/0211.html#d-4)
理由は部数の激減。しかも、「社論が気に入らない」「おたくは左だから」という理由での
読者離れが多いとの事で、実売500万部割れは時間の問題であるらしい。
販売現場の悲鳴に営業・広告が共感し、三者一体での突き上げで社上層部が重い腰を動かし、
「社論大転換」の大号令につながったという。
編集サイドは今、「社論を少しずつニュートラルに戻し、違和感のない形で憲法改正容認を打ち出す」
事に腐心している…らしい。
俄には信じ難い話で、はっきり言ってこれは多分ガセネタ、ヨタ記事だろうと思う。
改憲に社論を転換したところで、従来の左がかった朝日信者の読者は離れ、
かと言って今更右寄りの読者がついて来るとは思えず、
結果的に損得収支はマイナスになると思われるからだ。
また、朝日が不信を買っているのは憲法云々よりもむしろ、
中国・朝鮮ベッタリの誤報・捏造記事を書き散して来た点にある。
この点も含めて大転換するのだろうか?そこまで踏み切るとは思えない。
今後も辻褄の合わない反日路線は継続するものと思われる。
もっとも、:憲法や安全保障問題の面では若干現実路線に修正する事はあり得るし、
現に既にその傾向は表れている。
例えば昨年のアフガン攻撃、そしてイラク制裁でも武力行使容認をほのめかすかのような
論調が混じっており、これには、朝日にそそのかされてきた平和憲法信者は
梯子を外されたな思いを時々味あわされているようだ。
所詮は大衆迎合が本旨の商業新聞であり、思想的一貫性なぞ望むべくもない。
戦争を煽り捲くっていたくせに戦後大転向した前科はもとより、
北朝鮮讃美から親韓に乗り替えたり、ソ連崩壊後は親ソ派の前歴を頬っかむりしたり、
朝日の節操のなさは折り紙付きだ。
ドラスチックな大転換はアテにならないが、いずれにしてもこのままジリ貧であるなら、
世論の様子を窺いつつ小出しに路線転換する事はあり得るだろう。