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ラヂオスターの悲劇
トマーシ
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2004年03月05日(金)
女王組曲

バイクのセルモーターのカリカリいう音、
好きだ。チョークを引いた状態でないとかからないのだけれど。
エストリア・カスタム1996年モデル。

今日は暇だったので自分のバイクを、シゲシゲと眺めていた。
やはり片方のフロントミラーが無いのが気になる。少し前、看板にぶつけて破損。
それ以来左折は慎重に構えていちいち振り返っている。
タイヤの空気も抜けているので、押すとひどく重い。
元々重いバイクだけれど、なお重い。
あとキャブ付近のチューブからはガソリンが蝉の小便みたいに漏れる。
これも相当ヤバイかも。

買ってもう一年経とうとしている。けれど意外なほどに遠出をしていない。
江ノ島にはよく行った。あと千葉の木更津だろうか。今まででは実家まで400k
往復800kというのが最長だ。これはかなりキツイ。箱根越えには相当に参った
あと・・・釣りくらいか。それも若洲だの大井だのといった寒々しい海。
釣りは楽しいけれど、楽しいところで釣りたい。
横須賀まで車で、一日がかりというのが最高だ。
そこまで行くと太陽の光線の具合まで違ってくる。何故だろう?
千葉の木更津の海はひどく寒々しい。

中古で乗り出し30万ならこんなものだろう。あと2年は頑張ってもらわないと・・・
次のローンの予定は間違いなくパソコンさんなのだから。

取りあえず、エンジンオイルの補充をしてもらった。
帰りにはもう落日で、それを見ながら帰る。
バスの停車場に落ちる太陽。
不思議なほどに静かで、
僕は淡々とした気持ちでこれを打っている。
女王組曲はDuke Ellingtonの佳作。
何か特別な夕べにはとてもピッタリだ。

もちろんそんなことは何も無いのだけれど、
時間は消し去ることも出来ないので。
次はそろそろ友達のライブに行く準備をはじめるだろう。