今日から国会の皆さんによる実際の選挙活動が始まったのですが(と書くとどれくらい日記をさぼっていたのかわかりますな。すいません)どのニュースや特集番組を見ても「結果は各党の方針とタレント候補の獲得票に左右され〜」と言っています。昔ならばいざ知らず、これほど情報化が進んだ世の中で「有名だから」票を入れる様な人がいるのでしょうか。ファンだから投票するのでしょうか。それもかなり凄い勢いで間違っていると思いますが私はジェフの中西永輔が立候補しても投票しないと思いますよ。いい事を言っていたら別ですが。
他の普通の議員さんたちも改革するだのしないだのと言っていますが痛みを国民に我慢してもらう改革なんてありえないと言い切っている党は物凄い大物だと思います。今の日本が改革無しで立ち直るわけが無いのは皆さんご承知の通りでしてそれでいて痛みを国民に回さないというのだから神様みたいです。他の党はそれができないから泣く泣く国民に痛みが出る改革をしようというのにです。びっくりです。感服します。私はその党には投票しません。
そして、肝心の自民党ですが、今日は小泉首相と一般の女性百人による対談があったそうなのですが、その中で痛みを伴う改革に納得するかという質問に対し、半数がNoと答えたそうなのです。要するに、日本特有の衆愚政治の逆具現でして何とかしろよでも私はノータッチだからねというふざけた人間が半数程度いるということが明らかになりました。 そもそも、経営組織論的な見地から考えると、何かが終焉を向かえ、また新しく変革してから始まるまでの間に「苦しみを伴う混乱」が伴う事は前提条件とも言える程あたりまえの事なのです。ただ単に、一般の人がそれに納得するにはギリギリまで追い詰められるしかないというわかりやすい理論の元に、その状況を正しく把握しているおかげで今の小泉内閣の支持率があるのです。しかし彼らの誤算は結局ギリギリまで追い詰められても痛いのは嫌だという最高に最低な答えを持つ人がとても多いという事です。私も正直このアンケートにはびっくりしたのですが、皆さんはどうお思いなんでしょうかね? 非常に気になります。日本の腐り具合もいい加減気になります。
モラルハザードといいますがそもそもモラルなんてなかったのかもしれませんね。この国には。所詮は大日本帝国の後釜ですか。五十年じゃ文化の本質は変わりませんかねぇ。
と大口を叩いてみましたが三流大学を卒業できるかどうかの瀬戸際にいる私だったりするので、日本の前に私が駄目だったりします。
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