最近とみに児童文学に目覚めていたりするのだが、 森さんはその世界では賞もとっていて有名な作家らしい。 あちこちで誉められていたこの本を、図書館の児童書の返却棚に 残っていたのをたまたま見つけて、迷わずゲット。 黄色いから目だっててよかった;^^)。 で、感想。 泣く、というところまでは行かなかったのは、きっとワタシが 登場人物たちとちょっとずつずれているせいだ。 もっと以前に読みたかった、あるいはもっと後で読めば良かった。 登場人物にシンクロし、その世界に浮かぶには少しワタシは 安定しすぎている。 今が非の打ち所なくシアワセで満たされているのでは決してなく、 もちろん日々迷いながらがんばってはいるけれど・・・・・ やっぱりもっと早く、あるいは遅く読みたかったな。 それとも、飛びこんで行けない、強固なカベが自分にあるのかな・・・
児童文学は、リアルとファンタジーが微妙に交錯している。 それが全身で感じられるように、ココロを研ぎ澄ませていたいと 切に願う。 |
| 2002年03月06日(水) |
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