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店長のガラクタ部屋
つかちゃん

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2001年12月13日(木)
エリック・クラプトン日本公演

■12月11日
エリック・クラプトン日本公演に行ってきました!
午後3時30分、車に乗り込み夕日に向けて出発。途中四街道付近から渋滞が始まる。
朝から仕事で日本橋に来ていた妻たかちゃんとスターバックスで待ち合わせ。
トールサイズを飲みつつ時間を調整。ちょっとした目が点になるようなアクシデントに遭遇し、ビックリしつつも6時15分、スターバックスを出る。アクシデントについてはまた後日・・。
水天宮駅そばのパーキングに車を止め、地下鉄で九段下まで。武道館への道には人が溢れかえり、ダフ屋が声を枯らす。
席に付くと開演10分前。南東2階席。ステージの上で楽器の最終チェックをしている人が豆粒・・・程ではないにしろ柿の種サイズである。これでS席だって?スモールサイズに見える席って意味なんだ、きっと。
会場の照明が、フッと落ちる。わき上がる拍手と歓声、その1万分の1は私の物。アコースティックギターを1本持ってステージにひとり現れたクラプトンは、スポットライトを浴び中央の椅子に座るとマイクに向かってこう言った。

「こんばんは」

ものすごくすんなりと良い発音の日本語だ。
それだけで大喝采。
その声援の中、クラプトンは一人でアコースティックギターを弾きつつ歌い始めた。

「I've got the key to the highway...」

かっこよすぎ!
私はしょっちゅうクラプトンと一緒にセッションしてきた。もちろん夜中にクラプトンのCDをかけて、それに合わせて弾くというだけだけれど・・・。ところが今日はクラプトンと私は同じ建物の中にいて同じ空気を吸っているのだ。クラプトンのギターに続いて頭の中で自分なりのフレーズを弾くとクラプトンがそれに答えるかのように弾く。もう、嬉しくて嬉しくて・・・。今回でクラプトンを見るのは3回目だけど、今までで一番気合いの入った演奏に思える。「チェンジ・ザ・ワールド」の演奏は特に最高!ラストの気迫とノリの素晴らしさに曲が終わった瞬間、私はもう泣く寸前でした。あと「ワンダフル・トゥナイト」のイントロが終わり、最初の歌い出しの声が聞こえたときも鳥肌とともにジワ〜と来てしまいましたネ〜。
最初から最後まで今回のクラプトンは本当に弾きまくってました。

全てが終了して人混みに流されるように外に出た二人は演奏の余韻に浸って、というよりも放心状態でろくにしゃべることも出来ず、そのまま地下鉄の駅に吸い込まれたのでありました。