あたしの中には、恋愛なんて心は存在しないと思う。 最近はとみに、恋愛の対象で男のひとを視ることなんてない。 そんな風には好きじゃない。 想われることがあっても、あたしはあたしが嫌いだから。 そんな女を好きになる、男のひとに吐き気がした。
そんなことで、好きの対象は友達になる。 ひとりひとりがみんな好き。 そのひとりひとりの中で、あたしは各々の一番でいたい。 あたしが在なくなることで苦しめたい。 あたししか見れないで欲しい。
そして苦しめた。 泣いてくれた。 壊れるまで精神を追い詰めても、行かないで、って云ってくれた。 そういうのを、振り払うのが好き。 あたしは鬼。 あたしの為に泣いてくれるのよ。 思いきり甘えた後で、知らん顔して手を離せるの。 なんて素敵。
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