春になって、ドラマを良く観るようになった。 今までは、連続モノって結局観なくなっちゃって。 いつも中途半端だったけど。
恋愛もののドラマは好きくない。 だけど最近は観てる。 時々、恋愛の出来る躯が羨ましくなる。 あたしがひとをそういう風に好きになろうとしないのは。 あたしの醜さと、顔を上げて歩けない弱さなの。 ひとを好きになる事は、自分を好きで居られないと難しい。 友達があたしを好きって云ってくれると、あたしは友達が好きになる。 男のひともそうだった。 いつもあたしを好きだと云ってくれるけれど、あたしは好きになれない。 何故だろう、何かが怖い。 大きな声と、振り上げる腕と、吐き捨てる言葉が怖い。 男友達は別だけど、やっぱり何処か少し怖い。 あたしにとって友情は母性の愛情で、恋愛は欲の愛情だった。 顔も、性格も、体型も。 恋愛には関係が有って、友情には関係がない。 そう思ってた。 そうじゃないって云ってくれたひとも居るけど。 あたしはそうだと思ってる。 そうなった時点で、向上意欲を消失しそう。
なんか馬鹿みたいになってきた。 やっぱり恋愛は要らない。
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