少しだけ寝た。 1時にベッド入って、電気を消して。 それから急に怖くなって、明かりを点けて。 ぼーっとカッターを指で弄ってたら眠ってた。 そして4時前に目が覚めて、確かその前も一度だけ目が覚めた気がする。 その時はすぐにまた眠れたけど。 4時少し前に目が覚めたら怖くてもう寝付けなくなってた。 起き上がってカーテンの青い縁取りを見たら少しほっとした。 夜が明けたんだ。 あんなに朝が嫌いだった筈なのに。 そして、窓を開けて。 床に座って。 冷たい風に当たった。 内臓が腫れてるみたいにじんじんする。 泣いた瞼が重い。
昨日、用が有って実家に電話した。 父親に嘲られたあと、『いつも嘘ついてばかり』って云われた。 そうだね、あたしは嘘吐きだよ。 何時も何時も嘘吐いてばかり。 嘘吐き。 嘘吐き。 嘘吐き。 嘘吐き。 嘘吐き。 それで。 あたしはどんな嘘を吐いたのかな。 駄目な馬鹿なあたしが。 無駄な無駄な存在に思えて。 無様でどうしようもなくて。 太腿を刺した。 カッターで何回も刺した。 膝を抱えて、張りつめた皮膚が、思いのほかよく裂けた。 ビリビリと破れる感触が、腕にも太腿にも響いて。 青い血があふれた。 また。 あいつの血。
もう5時になる。 2日で6時間くらいしか眠ってないなぁ。
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