エンピツを読んで・・・
なかじ〜



 不思議体験

金縛りにあってしまった

昔は金縛りは幽霊が自分の布団に上に立っているから、
重くて動けないんだと信じていたが、
金縛りの原因はこうである。
睡眠時は脳・身体共に寝ている。
しかし、何かのきっかけで脳は起きているが、
身体が寝ている状態になる。すると、
脳は起きようとしているのに、身体が寝ているので、
金縛りにあった状態になるということだ。

だから、会社で1人だけ作業をしてウトウトしている間に
金縛りにあっても、別に恐がることもなく、
金縛りだと思っていた。しかし不思議だった。
休日出勤している自分の他に誰もいない会社は音がない。
でも時々チカチカと音がする。多分どこかの機械の音だと思うが、
少し扉が開く音に似ている。なのでよく間違えて
振りかえってしまう。

先ほどの金縛りの状態は、その音が本当に誰かが
扉を開けているのではと勘違いしたらしい。
目を開けると身体は動かないので、一点しか見えない。
(頭も動かないので)でもそれを見る限りでは誰もいない。
でも、目をつぶると夢の状態だと思うが、
あのチカチカの音でいつものたくさんの人がいる
会社の風景の音が聞こえてくるのである。
複数の人が歩いている音や、デスクの音、電話の音、
話している声、そして誰かが会社に入ってくる時の
扉を開ける音、自分は夢の中で会社に自分が寝ている姿を
見せたくないために、必死で起きようとする。
でも起きたら誰もいない。寝る。人がいる。
起きる。誰もいない。そんな繰り返しで、
夢だから、人がいようと寝ようと決めて寝たら、
目がさめた。時間を見たら数十分しかたっていない。
長いような出来事なので、てっきり1時間くらい
寝ていたと思っていたけど、そうじゃなかった。
不思議な体験だったな。

2001年07月15日(日)
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