エンピツを読んで・・・
なかじ〜



 クリエイトの人に

今度新しくベンチャーを立ち上げる
上司の言葉である。もう少しで元上司になるが。

ドラッガー(だったと思うが)曰く
今後の労働市場は
何かを生み出すクリエイトの人と
マニュアル通りに行動するサービスの人
に分かれるという。

サービスの人の例えとしては、
マクドナルドの店員がそうである。
店員にとって一番大切なことは
自ら何かを生み出すことではなく、
マニュアル通りに動くことである。
そうでないと、お客としては同じ品質を
味わえなくなってしまうからである。

対してクリエイトの人は、
マクドナルドを例えにするならば、
お客を満足させるようなサービスを
作り出していくことである。

クリエイトの人とサービスの人
何が決定的に違うのか。それは
サービスの人は代替しうることはできるが、
クリエイトの人は代替できないことである。
まして、グローバルな時代に入っていく中で
日本人でなければいけない
ということはなくなりつつある。
中国人を雇って高品質・低価格を実現した
ユニクロがいい例である。

でも、クリエイトの人は
その人でないとできない。
そんな人になってほしいと上司は言った。
自分の自己実現のため。
自分の個性を表現するため。
ただ、そのためには常に勉強し、
探究心を持って何事も貪欲に求めなければ
ならない。でも自分はクリエイトの人
になりたい。社会人4ヶ月目の自分であった。

2001年08月21日(火)
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