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大人になりきれていない人たち。 - 2003年04月02日(水) 仕事をはじめて、ようやく1ヶ月が過ぎました。 仕事にも大分慣れました。 でも、電話はまだやばいです。 ゆっくりと話すようにはしてるんですが。 たまたま対応する担当者が留守の場合、私が電話に出て 名前とスペル、電話番号をめ聞き、折り返し担当者から掛けるように 頼むという段取りなんやけど、今日は違うかった。 一本の横暴な電話から始まった事件。 むちゃくちゃ早口なその男が電話してきた。 たまたま彼を対応するはずだった担当者が留守だったので その事を伝え、名前とメッセージを聞こうとすると 「ちょっと、誰でもいいから僕の事知ってる人を電話口に出して(怒)早く」 非常に感じが悪い。なんでそんなに怒ってるのかわからんかったが、 どうやら、へたくそな英語は聞きたくないらしい。 でも回りには誰もいなかったのでどうしよう〜と おろおろしていると、電話口の男は怒りくるいだした。 そこへ、同僚のPさんが帰ってきたので、事情を話した。 彼女も私と同じ外国人。そして英語がなまってる。 彼女は私の状況を知るとすぐ電話に出てくれ、対応してくれた。 電話口の男は、映画のディレクターだか、プロデューサーだか しらんが、その筋では有名なおえらい方らしく、 自分という事に気づきもしなかった私の対応が たいそう気に入らんかったらしい。 知るかいな、そんなこと。 電話を切った後Pさんは、 「気にしたらあかんで。彼な、ちょっと勘違いしとんねん。な、ほんまに 気にしたらあかんで」 なんてやさしいんでしょうか。 彼女のその一言で、気分が一掃。ありがたい。 あぁ、そういう人をこれからも対応する、これも仕事なのね。 たしかに私は英語がへたくそかもしれない。でも採用されてるんやから 少しはできると思うねん。 ただ、電話は本当に聞き取りにくいし、早い。 その上、緊張すると英語が出ないというメンタル的な問題もある。 わーわーと攻め立てられると、ますます英語が出てこない。 自分が悪いと言えばそうかもしれん。 けれど、文句言う人に限って、相手の言葉理解しようとなんて 絶対にしないような気がする。 こういう事を経験するたびに、くれぐれもこういう人間には ならないでおこうと、心の底から思う。 -
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